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SACD オットー・クレンペラー&コンセルトヘボウ管弦楽団、アムステルダム・コンサート 1947〜1961(24SACD)

オットー・クレンペラー&コンセルトヘボウ管弦楽団、アムステルダム・コンサート 1947〜1961(24SACD)

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2023年02月19日

    ベイヌム/コンセルトヘボウのベートーヴェン録音がほとんどないことを残念に思っていたのだが、このBOXの解説を読むと納得。ベイヌム時代の10年間にクレンペラーは4回もベートーヴェンチクルスを行っているのだ。一方でベイヌムが得意とするブラームスはクレンペラーは取り上げていない。病気を抱えていたベイヌムと相互補完の信頼関係があったのだろう。そのベートーヴェンが衝撃的な素晴らしさだ。クレンペラーの気迫は凄まじく、どの曲も迫真的な演奏になっている。「レオノーレ」序曲第3番を聴いてほしい。終盤の爆発もコンセルトヘボウのアンサンブルは一糸乱れない。クレンペラーはコンセルトヘボウにとても満足していた、と娘のロッテが語っているがそれはそうだろう。申し訳ないがフィルハーモニアとはオケのレベルが全く違う。「復活」も同曲最高の演奏のひとつ。それにしてもクレンペラーの言動は現代なら即アウトだが、当時誰も双極性障害だとは思っていなかったのは驚きだ。コンセルトヘボウの団員のコメント「楽団員はクレンペラーの奇行を我慢していた。他の指揮者なら我慢しなかっただろう。それでもクレンペラーとはウマが合った。クレンペラーは異常だが、うちのオケもまともじゃないからね」。苦難の指揮者クレンペラーもある意味いい時代に生きたのかもしれない。音質は予想以上に良く、クレンペラーの遺産としては最も優れたものだと思う。

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  • ★★★★★ 

    LFA  |  千葉県  |  不明  |  2022年12月31日

    クレンペラーの数あるマーラー復活の中で、1951年のコンセルトヘボウ版が一番好きでCDを何種類も持っていますが、今回のSACD盤が最良です。音に厚みがあり音質も素晴らしいものがあります。

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  • ★★★★★ 

    きづかい  |  愛知県  |  不明  |  2021年11月29日

    まだ聴き始めたところですが、やはり他には得難い物凄い、そして余りにも人間臭い指揮者だったのだ、と驚愕しいます。少し前VENIASから72枚組のライブCDが出た時、それまでのクレンペラー感がぶっ飛び、「これは只者ではないな」と思ったのですが、今回のコンツエルトゲボウのより良い音質のライブによって、その思いは確信へと変わりました。やはりオケが上手い!味わい深い音色・パワーを持つ奏者達が皆この異常な指揮者のタクトの虜となり、本気を出している事がよく分かります。私はメンゲルベルクが大好きなのですが、彼が亡くなった1951年に演奏された「ロマンテイツク」第4楽章で、メロデイツクな旋律にポルタメントが現れ、思わず涙してしまいました。 タラップから落っこちて複雑骨折・全身大火傷のほか、数限りない病気…脳の良性腫瘍を摘出した後極度の躁状態となり、起こしたトラブル数知れずという人物に、神は至高の才能を与え給うたのです。しばらくは、この全集だけを聴き続ける事になると思います。 モーツアルトの25番など、現代の指揮者がもしこのようなテムポを求めたら、間違いなく全てのオーケストラから総スカンを食らう事でしょうね。

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  • ★★★★☆ 

    matto  |  愛知県  |  不明  |  2021年07月18日

    解説書がとても豪華です。日本語も有ります。 ヒルフェルスムのアーカイブに、テープが残っていなく、多くはオープンリールのエアチェック音源からリマスター、と聞きました。 元々酷いものが出回っていたので、それを考慮するならば、極上の音質と言えると思います。 僕はクレンペラーの大ファンではないので、すべての演奏が、素晴らしいものとは、言いがたいのですが、それでも、中々面白いものが有ります。 24枚のSACD-BOXで、初めは凄いと思いましたが、モノラル録音をSACDハイブリッドで、発売する必要があったのか、甚だ疑問です。 このBOXを聴いた感想では、 ハイブリッドのCD層の音は、良いときもあれば、悪いときもある。 SACDの方が、CD層の音より良さそうな感じ。 でも、これくらいの音質ならば、普通のCDでも出来ます。 というか、そもそも、SACDハイブリッドで音の良い、モノラル録音に出会ったことが、ありません。 ★4つにしたのは、SACDだからです。CDだけで良いです。

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  • ★★★★★ 

    nari  |  宮崎県  |  不明  |  2021年06月29日

    セットの宣伝には初の正規録音のSACD化とあるが、だから音質が良いとは書いてない。一方で「正規」の由来に疑問を呈する投稿も見かけたが、だから音質が悪いとも書いていない。 全部は聴いていないが、音は良いと思う。特に50年代半ばからの録音技術は大戦直後の時代から随分進歩している。このセットの音はその時代にあっても良好だと思う。 クレンペラーはEMIの良好なステレオ録音があり、多くの示唆に富んだ名演だが、フルトヴェングラーをEMIのセッション録音だけで判断できるだろうか。クレンペラーはスタイルが違うので、ライブだから別物になりはしないが、これまでもバイエルンやウィーンに大変な名演がある。フィルハーモニアは弦の美しいオーケストラだが、時に木管がチャルメラに聴こえたり・・。コンセルトヘボウはさすがに名門だと感じさせる音色と、精緻なアンサンブルがある。後年のクレンペラーのセッションがコンセルトヘボウであったら違うテンポになったかもしれないとも感じる。 聴いた中では55年の田園が名演・名録音だと思う。響きの美しいクレンペラーだから、顔は怖くてもモーツァルトもとても良い。

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  • ★★★★★ 

    菅野さん  |  神奈川県  |  不明  |  2021年06月18日

    オンラインで購入し聴き始めています。 モーツァルトの交響曲第25番の音質の素晴らしさに驚きました。 演奏もこの頃のクレンペラーらしく早めのグイグイ推進するテンポで 聴き応えありです。 マーラーの「復活」も、音質的にはオタケンCDより柔らかみがあるように 感じ、私は聴きやすくなったかなと思います。 残りの演奏も楽しみです。

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