アンドレ・プレヴィン/ワーナー録音全集(96CD)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2021年05月15日
オリジナルカップリングになっておりバルビローリボックスよりはるかにいいが、裏ジャケットの復刻はしてほしかったな。「ロメジュリ」やチャイコフスキー3大バレエは表裏一体のイラストだったから残念。それはともかくジャケットを眺めていたら70年代録音の80%はLPで持っていたと思い至った。当時中学生から大学生、どうやって資金調達したのか。プレヴィンの大ファンという訳でもなかったのだが、そういえばこの頃のプレヴィンで失望したものはひとつもないのだ。プレヴィンはレコーディングに詳しく、クリストファー・ビショップ、クリストファー・パーカーとのチームは当時のEMIでは別格の良質の録音を提供していたと思う。ラフマニノフ、チャイコフスキー、ウォルトン、ブリテンは今も最高の演奏。合わせ物も大変上手い。ソリストと丁々発止でありながら見事にソリストをたてている。手を出さなかった残り20%はプレヴィンと相性がいいとは思えなかったシリアスな曲でそのショスタコーヴィチを8番から聴いたのだが驚愕。73年にロシア以外でこの曲の真髄にここまで迫った演奏があっただろうか。シカゴとの4番も傑出した出来。ほんとに70年代のプレヴィンは冴えていた。これが80年代RPOとの録音では残念ながらタガが緩んでいる。プレヴィンにとっても、そしてLSOにとっても70年代は黄金時代だったと思うが、たしかプレヴィンはドイツものが弱いとして楽団員、会員からクレームが入り辞任のきっかけになったと聞く。絶頂期は後年になって気が付くものだ。18人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Poirot | 東京都 | 不明 | 2021年05月01日
これだけのコンプリートは,素晴らしい仕事ですし,価格も良心的で高く評価しています。ただ残念なのは,ジャケット写真のクオリティが低いこと。まるで素人のスキャンレベルのものが多い(特にオリジナル・ジャケットが写真を使用している場合がひどく,イラストの場合には大きな問題はない)。 この点,ソニー・BMG系のセル,ワルター,最近のオーマンディのボックスなどは,ジャケットの作りも裏面まできちんと再現しており,製作部門の質の違いを感じます。 ということで,商品としてみた場合には★マイナス1とします。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 2021年03月28日
惜しげもなくビシッと全集にしてくれるところが素晴らしい。他レーベルも見習って欲しい。特にユニバーサル(デッカ、DG、フィリップス)は全集やオリジナルジャケット仕様にしたりしなかったりで、どうなのかなとおもいます。中途半端なのは出し直して欲しいな。アバド、グリュミオー、アラウ、ブレンデル・・・ショルティもどうなっちゃうんだろう。17人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ハッチ | 愛知県 | 不明 | 2021年02月22日
ラフマニノフファンにとって、プレヴィンは頂点。 BOX買いを始めて約10年、EMIレベルとして残したかったが、 待ち焦がれていたBOXとして予約。 グリュミオーと並んで4月の双璧。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kuzu2001 | 東京都 | 不明 | 2021年02月12日
このボックスの発売をどれほど待ったことか。思わず、やったと呟いたほど嬉しいニュースです。天才という形容が何故か似合わない穏やかな人柄を持ちながら、同時にこれ以上ないほど洗練された音楽を産み続けてきたミュージシャンの、もっとも重要な録音記録がこうしてまとめられたことに感謝して、生涯の宝として聞いていきたいものです。個人的には未CD化の録音以外こつこつ集め続けてきましたが、このボックスなら買って惜しくありません。20人の方が、このレビューに「共感」しています。
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