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矢代秋雄(1929-1976)

CD ピアノ協奏曲、交響曲 岡田博美、湯浅卓雄&アルスター管弦楽団

ピアノ協奏曲、交響曲 岡田博美、湯浅卓雄&アルスター管弦楽団

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    Tan2  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月13日

    NHKで放送している「みんなのうた」が2021年で60周年らしく、初期に放映していた歌を「みんなのうた60」として再放送している。そこで1963年に放送された「おおブレネリ」というスイス民謡を再放映していて、「編曲」が矢代秋雄だった! そんな仕事もしていたのですね。  矢代秋雄は1951〜56年にフランスに留学し、一緒に留学した黛敏郎は「もう学ぶものはない」と1年で帰国したが、「フランクこそ自分の出発点」とじっくりフランス音楽を学んで帰国。帰国後の1958年(28歳)に日フィルの委嘱で「交響曲」を作曲した。ピアノ協奏曲は、NHKの委嘱で1967年(38歳)に作曲された。  1974年(44歳)で藝大教授となるが、1976年(46歳)にヴァイオリン協奏曲の作曲中に急逝した。長生きしていれば、もっと傑作をたくさん残したであろうと惜しまれる。  ピアノ協奏曲は尾高賞を受賞した代表作であり、初演した中村紘子さんとNHK交響楽団の録音もあるが、このNaxos盤の方が整ったよい演奏であり、この曲の真価を味わえる。  「交響曲」も含めて、日本人作曲家の優れた作品を優れた演奏で耳にできることを Naxos「日本作曲家選輯」シリーズに感謝したい。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  兵庫県  |  不明  |  2010年12月14日

    ピアノ協奏曲第二楽章は最初から最後まで同じ音とリズムを繰り返すユニークな曲で、これが面白くて40年ほど前に中村紘子さんがピアノを受け持つレコードを買いました。師匠のメシアン氏の影響を強く受けていますが矢代トーンは確立しています。今回ナクソス盤で聴いてあらためて曲の素晴らしさを再認識しました。

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  • ★★★★★ 

    はまぐり五文  |  京都市  |  不明  |  2007年05月11日

    ピアノ協奏曲!ス、スゴいとおもいます。クラシック鑑賞暦15年でありながらこの録音を聞くまで知らなかったことを恥じるばかりです。しかし責任を転嫁するようですけれど、私のようにこの名曲の存在を知らなかった人は少なくなかったでしょう。日本の音楽業界はどうなっているのでしょうか? 場違いの批判失礼しました。しかしこの名曲を日本人さえもがNAXOSという海外レーベルの働きによって初めて知ったということ。それは大いに反省すべきであると思います。

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年05月08日

    評価がピアノ協奏曲に集中しているようですが、メダマは交響曲!この曲の史上二回目のスタジオ録音で、しかも優秀なオケの技量と共に、この作品の最も信頼の置ける精緻な再現がここに実現。この曲、演奏が本当に難しく、特にフィナーレの変拍子は自然なリズム感覚を持っているものの、大オーケストラをきちんとまとめて演奏するのは至難の業。その証拠に初デジタル録音の日本のオケによるライブは第四楽章を信じられない位にスローテンポで演奏しおり、リズムが全く死んでいた。この交響曲を聴くならまずこの一枚。そして渡辺/日フィルのライブ。

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  • ★★★★★ 

    きょうとのフランス人  |  京都市  |  不明  |  2005年05月14日

    ドビュッシー、ラヴェルに始まり、メシアンに至る20世紀フランスの作法を、自分のものとし、名曲と呼ぶにふさわしい曲を書いた矢代秋雄に素直に「ありがとう」と言いたい。なんと深く、繊細で、美しい不協和音!演奏も、十二分に曲の良さ引き出して飽きることがない。僕の名曲・名盤リストに新たな一枚が加わった。

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  • ★★★★★ 

    アントン・ミントン  |  横浜市瀬谷区  |  不明  |  2004年10月08日

    このシリーズではこの録音が一番好きです。交響曲の第2楽章最高!湯浅卓雄はもっと評価されていい指揮者です。(でもメジャーレーベルに移籍してしまうのは寂しい気もする。)

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2004年06月11日

    矢代のピアノ協奏曲は傑作である。バルトークの影響大だが、ただの物まねに終わっていない。交響曲もメシアンのトゥーランガリラを彷彿とさせる。本CDは演奏も録音も文句ない。

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  • ★★★★☆ 

    ホルン大好き  |  愛知県小牧市  |  不明  |  2004年03月06日

    岡田博美のピアノがすばらしい。あのピアニズムはたぐいまれなるものであろう。またこのピアノ協奏曲がまさに矢代秋雄の傑作である事を再び感じさせる。そして三善晃のピアノ協奏曲を意識していたという点でもやはりこの曲は面白い。とくに第二楽章は圧巻!(10点にしなかったのはアルスターの音の響きに不満を感じた、湯浅卓雄が理解できない、圧巻とはいえ無理やりなところを感じたから。)初演者である中村紘子の演奏を聞いたわけではないがあの強烈な打鍵は聞いていると疲れさえ感じる。そしてこの曲の中村の演奏もきっと疲れを感じさせている事

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  • ★★★★★ 

    stokowski  |  琉球列島  |  不明  |  2003年06月04日

    矢代秋雄のピアノ協奏曲は日本の作曲家の書いたピアノ協奏曲中で最高の作品であるし、また20世紀に書かれたピアノ協奏曲の中でも重要な作品ではないかと思われる。その是非はともかく、岡田博美の演奏は長らくこの曲の代表盤として君臨してきた某女流ピアニスト盤を遥かに凌ぐ出来栄えといえる。彼女のピアノ非常に汚く、ただ粗雑に音を扱っている感が強かった。矢代の持つ音色美の欠片も表現し切れてはいなかった。その点岡田博美の演奏は素晴らしい。色彩感が豊か。バックも良い。新しい代表盤の登場だろう。交響曲もまずまずかなと思う。

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  • ★★★★★ 

    よしふみ  |  長野県更埴市  |  不明  |  2003年05月10日

    交響曲に関しては、現在発売されているCDの中では、1,2を争う出来栄え。湯浅氏のメリハリをきかせた解釈にオケがよくついていっていると思う。オケのレヴェルもかなりの水準。価格と相まって、余は満足じゃ!

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  • ★★★☆☆ 

    michiharri  |  兵庫県神戸市  |  不明  |  2002年03月23日

    まずまずの完成度だと思います。安価ですので、ここまでの演奏を聴けるとは思っていなかったです。ちょっと得した気分です。

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