トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > フンメル(1778-1837) > ピアノ協奏曲集 第2集 アレッサンドロ・コッメッラート、ディディア・タルパイン&ラ・ガランテ、ステファノ・バルネスキ、他

フンメル(1778-1837)

CD ピアノ協奏曲集 第2集 アレッサンドロ・コッメッラート、ディディア・タルパイン&ラ・ガランテ、ステファノ・バルネスキ、他

ピアノ協奏曲集 第2集 アレッサンドロ・コッメッラート、ディディア・タルパイン&ラ・ガランテ、ステファノ・バルネスキ、他

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (1 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:1件中1件から1件まで表示

  • ★★★★★ 

    まさやん  |  新潟県  |  不明  |  2021年07月20日

     モーツァルトを生涯敬愛していたフンメルの時代楽器によるピアノ協奏曲集第2巻である。ピアノ協奏曲イ長調はフンメル20歳前後の作品で、モーツアルトの作品に似た趣味の良さが感じられる。特に第2楽章ロマンツェの若々しく優しい美しさが魅力的である。ラ・ガランテの演奏はまあまあだが、コッメッラートのフォルテピアノは音にメリハリがあり、またよく歌う。ピアノ協奏曲ト長調はフンメル27歳の時の作品で、同世代と言えるベートーベンの個性的作風とは異なるが、いかにも古典派の作品と感じられる曲で、ソロのピアノとVnの掛け合いが楽しい。ミラノ・クラシカも標準以上の演奏で2人のソロを支えている。なお、第3楽章のカデンツァはコッメッラート自身によるものだが、その最後の所で金属棒を叩くような音がして驚かされるが、解説を見ると、janissaryの音であるという。モーツアルトの有名なトルコ行進曲をピアノで演奏する際にも使われることがあった当時の流行りの楽器である。コッメッラートは面白いことをするなあと感心した。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:1件中1件から1件まで表示