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ウストヴォリスカヤ(1919-2006)

CD 組曲と詩曲 アルヴィド・ヤンソンス、エフゲニー・ムラヴィンスキー、レニングラード・フィル、他(2CD)

組曲と詩曲 アルヴィド・ヤンソンス、エフゲニー・ムラヴィンスキー、レニングラード・フィル、他(2CD)

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2020年11月11日

    旧ソ連の作曲家、ウストヴォリスカヤの組曲と詩曲を集めたアルバムです。 ウストヴォリスカヤは、極限まで削られた音や、一風変わった編成など独自な作風で知られた現代音楽の作曲家ですが、社会主義リアリズムからかけ離れたその作風は当時のソヴィエト政府から冷遇されたのは容易に想像がつきます。 ここに収録された作品はウストヴォリスカヤの作品では普通の、政府御用達の分かりやすい曲を収録しています。 本来の作風とは違うものの、卓越したオーケストレーションを駆使してわかりやすい作品に仕上がっているさすがというべきでしょう。 ディスク1の『若きピオネール組曲』『子供の組曲』『スポーツ組曲』は、アルヴィド・ヤンソンスとE.ムラヴィンスキーが、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団を振って録音したもの。 全盛期のレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の優れた演奏が聴きもので、ロシアらしい爆音も聴けます。 ディスク2は詩曲で、『大草原の光』『英雄の功績』『平和の詩』を収録。 こちらもわかりやすい作品だが、ディスク1より本来の作風に近いと言ったところ。 A.ヤンソンス指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団や、イゴール・ボリソグレブスキー指揮、モスクワ放送ユース交響楽団のソ連時代のロシアらしい演奏が聴ける方、ウラディスラフ・ラヴリク指揮、モスクワ音楽院アンサンブル・スタジオ・ニューミュージックは新録音。 個人的にはヤンソンスの大草原の光が良い演奏。 収録音源の大半は恐らく初CD化ではないだろうか。 録音は時期相応だが、年代を考えれば聴きやすいほうだろうか。

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