基本情報
ISBN 10 : 4865592792
内容詳細
目次 : ■INTRODUCTION / 吹奏楽という島国からの脱出 / 【第1部 プリクエル(前日譚)】 / ■1 お雇い外国人とジャパナイズ(日本化) / そもそも吹奏楽ってどんな音楽? / 軍楽隊から始まったヨーロッパ音楽の輸入 / 国家も軍楽隊から生まれた! / 日本化しながら輸入されるレパートリー / ■2 軍楽隊の戦前・戦中・戦後 / 音楽を学べる場所としての軍楽隊 / 戦争と吹奏楽 / 脱W国威発揚W / 自衛隊の音楽隊は何をしているのか? / ■3 バンド・ディレクターとアメリカナイズ / コンクールの再開と変化 / アメリカナイズ牽引役としての秋山紀夫 / バンド・ディレクター=指揮者じゃないの? / フェネルもリードもバンド・ディレクター? / 【第2部 輸入曲のコンクール演奏史】 / ■1 50年代:演奏を楽しむ音楽への変化――軍隊からアマチュアバンドへ / 行進曲《エル・キャピタン》ジョン・フィリップ・スーザ / 《ガラスの靴》ポール・ヨーダー / 序曲《イシターの凱旋》ジョゼフ・オリヴァドーティ / ■2 60年代:吹奏楽はクラシックなのか?――クラシックと吹奏楽の作曲家の違い / 軍楽隊のための《第1組曲》グスターヴ・ホルスト / 《交響的断章》ヴァーツラフ・ネリベル / 《交響組曲》クリフトン・ウィリアムズ / 《アルメニアン・ダンス パート1》アルフレッド・リード / ■3 70年代:低いものはより低く、高いものはより高く――吹奏楽の「グレード」とは? / 《朝鮮民謡の主題による変奏曲》ジョン・バーンズ・チャンス / 序曲《インヴィクタ》ジェイムズ・スウェアリンジェン / 《ディオニソスの祭》フローラン・シュミット / 《プラハのための音楽1968》カレル・フサ / ■4 80年代:激化するコンクールで勝つために――競技としての吹奏楽に求められた音楽 / 20世紀前半に活躍した作曲家による管弦楽曲のアレンジ / 《フェスティヴァル・ヴァリエーションズ》クロード・トーマス・スミス / 《祈りのトッカータ》ジェイムズ・バーンズ / ■5 90年代:吹奏楽に標題音楽が多い理由――拡張されるサウンドと世界観 / 《ドラゴンの年》フィリップ・スパーク / 《プスタ》ヤン・ヴァン・デル・ロースト / 交響曲第1番《指輪物語》ヨハン・デ・メイ / 《海の男たちの歌》ロバート・W・スミス / ■6 2000年代:可能性をどこまで追求できるか?――自給率アップ後に輸入される音楽 / 《プラトンの洞窟からの脱出》スティーヴン・メリロ / 《ブルー・シェイズ》フランク・ティケリ / 交響曲第2番《キリストの受難》フェレール・フェラン / 交響曲《ワイン・ダーク・シー》ジョン・マッキー / 【第3部 日本の作曲家たちの作編曲史】 / ■1 「民族派」の系譜と吹奏楽へのつながり / 交響組曲《野人》渡邊浦人 / 吹奏楽のための《木挽歌》小山清茂 / 《吹奏楽のための神話〜天の岩屋戸の物語による》大栗裕 / 《雲のコラージュ》櫛田田之扶 / ■2 藝大アカデミズムと鬼才編曲家 / シンフォニックバンドのための《パッサカリア》兼田敏 / 《交響三章》三善晃/編曲:天野正道 / 《深層の祭》三善晃 / 交響詩《ぐるりよざ》伊藤康英 / 《四季連連》長生淳 / ■3 管楽器奏者から作編曲家への転身 / 祈りの曲第I《哀悼歌》川崎優 / 吹奏楽のための《天使ミカエルの嘆き》藤田玄播 / 吹奏楽のための舞楽《古都の彩》渡部哲也 / 《ラッキードラゴン 〜第5福竜丸の記憶〜》福島弘和 / ■4 アマチュア作曲家ならではの意義と功罪 / 《クロマティック・プリズム》松尾善雄 / 行進曲《ラメセスII世》阿部勇一 / 《吹奏楽の為の序曲》坂田雅弘 / ■5 なぜ、コンクールの花形が日本人作曲家になったのか? / 《たなばた》酒井格 / ウインドオーケストラのための《マインドスケープ》高昌帥 / 吹奏楽のための祝典序曲《科戸の鵲巣》中橋愛生 / 《マードックからの最後の手紙》樽屋雅徳 / ■6 現場目線で裾野を広げる作曲家たち / 吹奏楽のための音詩《輝きの海へ》八木澤教司 / 《風之舞》福田洋介 / 序曲《サーリセルカの森》高橋宏樹 / ウインドオーケストラのための《ソングズ》後藤洋 / ■7 「吹奏楽ポップス」が開く新しい風景 / シンコペーテッド・マーチ《明日に向かって》岩井直溥 / 吹奏楽のための交響詩《波の見える風景》真島俊夫 / 《ファンキー・ヘンズ》星出尚志 / 《バロック・コンチェルト》三浦秀秋 / 《The Tigress》挾間美帆 / ■POSTSCRIPT / 吹奏楽にはどんな未来がひらかれているのか? / ■CDガイド / (1)戦前から戦中の吹奏楽 / (2)戦後の吹奏楽 海外の作曲家編 / (3)戦後の吹奏楽 日本の作曲家編 / ■コラム / 1 世界の軍楽隊の現在 / 2 「芸術」とは?「クラシック音楽」とは?――あらためて定義する / 3 コンクールでなかなか取り上げられない名曲たち / 4 吹奏楽になりそうな吹奏楽以外の作品たち / プレイリストのご案内 / 人名・団体名索引 / 曲名索引
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MASA123 さん
読了日:2023/08/17
qoop さん
読了日:2023/07/25
takao さん
読了日:2024/05/20
die_Stimme さん
読了日:2023/09/07
Tatsuo Ohtaka さん
読了日:2023/07/06
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