薄膜干渉コーティング　応用編

第一線で活躍中の研究・開発者による専門書。応用編に取り上げられたレーザー応用技術は、光学薄膜に携わる技術者にとり宝の山である。

目次 : 第１１章　マイクロ素子用光学薄膜/ 第１２章　ディスプレイ用光学薄膜/ 第１３章　ＤＵＶ／ＶＵＶ波長域用光学薄膜/ 第１４章　ＥＵＶ／軟Ｘ線ミラー用光学多層薄膜系/ 第１５章　レーザー光照射耐性に優れた光学薄膜/ 第１６章　ＵＶ波長域自由電子レーザー用光学薄膜/ 第１７章　超高速光学系用の光学薄膜系/ 第１８章　自発光制御用光学薄膜

【著者紹介】
小倉繁太郎 : 神奈川県生（１９４３年）。国際基督教大学（教養学部：自然科学科：物理）卒（１９６５年）。北海道大学工学部（機械学科：塑性工学）助手を経て、キヤノン（株）入社（１９６８〜１９８９年）；光学部、コーティング開発室勤務。キヤノン在籍のまゝドイツＣｌａｕｓｔｈａｌ工科大：Ｎ．Ｄｉｐｌｏｍ（Ｐｒｏｆ．Ｅ．Ｂａｕｅｒ）を経て、イギリスＮｅｗｃａｓｔｌｅ　ｕｐｏｎ　Ｔｙｎｅ工科大：博士課程（Ｐｒｏｆ．Ｈ．Ａ．Ｍａｃｌｅｏｄ）修了（１９７２〜１９７５年）、英国Ｐｈ．Ｄ（１９７５年１１月：主査Ｙｏｒｋ大Ｐｒｏｆ．Ｏ．Ｓ．Ｈｅａｖｅｎｓ）。再びキヤノン（株）中央研究所勤務（１９７６〜１９８９年）。ヒートモード用非銀塩薄膜媒体、固体薄膜ＥＣ素子、固体型光偏向素子（光導波路・ジオデシックレンズ・ホログラムレンズ・ＳＡＷ光偏向器などの一体化）、軟Ｘ線リソグラフィ用高反射多層膜垂直入射ミラー系などの研究・開発に従事。神戸芸術工科大学教授（１９８９〜２０１５年）；学部・大学院芸術工学専攻科主任・同大図書館長を経て、同大名誉教授（２０１５〜現在）。大学勤務と平行して、約２０年に亘り、日本企業１０数社および台湾・韓国企業数社の社外技術顧問として、若手技術者育成に従事。現在も（社）光学被膜研究会名誉顧問として離月例会時に特別セミナーを開催し、横断的に主に企業若手技術者指導に従事。また、現在、芸術工学分野：「光学薄膜＆構造色」探索室；代表。専門分野：光学薄膜・物理光学・芸術工学（視覚、色彩、構造色、視覚デザイン）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）