私立探検家学園 3 天頂図書館の亡霊

斉藤倫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834087383
ISBN 10 : 4834087387
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;19

内容詳細

わたしは、松田コロン。ふつうの小学校なら六年生、わが「私立探検家学園」では二回生。ドラゴンの卵を探せだの、マンドラゴラを見つけろだの、耳をうたがう“実習”を乗りきって、むかえた新学年。同級生たちとはじめた「ランニング部」も、体力づくりとは名ばかりで、この学園のひみつにせまるため!そんな、わたしたちを待ち受ける、三度目の“実習”。ミッションは、「メガクリスタルを見つけだせ!」

【著者紹介】
斉藤倫 : 詩人。『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で、第48回日本児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumiha さん

    松田コロンたちは、無事2回生に進級した第3巻。喃語にはさまざまな発音があったのに「言葉を覚え始めると、その言語にない音はなくなってしまう」(p63)と、本書で教えられた。母音が2つある言語(万葉仮名も韓国語も英語も)がずっと不思議だったけれど、そういうことかと納得。得ることによって失うものがあるちゅうことやね。本シリーズは、これまで常識と思ってきたことを疑え!というメッセージが隠れていると思う。上っ面だけで思い込むな、と言えば、クラスメートについても、さまざまな事情があるということをコロンは知ってゆく。

  • 東谷くまみ さん

    みんなの想いに胸が熱くなった。流ちゃんの気持ち、ニコラの優しさ、ヤンの抱える辛い過去。フローラ、サロジャ、前巻ではアリカも…子供たちの抱える家庭背景に胸が痛む。子供が子供でいられるってすごく当たり前なことであるはずなのに、それがこんなにも難しい子供たちがいる。流ちゃんがコロンちゃんのお家に来た時の言葉に込められた思いに気づけたコロンちゃんがいい。命がけの実習やPESの秘密のハラドキ感、大切なことに気づかせてくれる仲間たちとの友情。児童書らしさもありつつ、様々なことを考えさせてくれるこのシリーズが好きだ。

  • anne@灯れ松明の火 さん

    シリーズ3。新着棚で。不思議な学校「私立探検家学園」で2回生に進級した松田コロンたち。謎はますます濃くなり、自称「ランニング部」をつくり、謎を解こうとする中、「巨大結晶、メガクリスタルをみつけだす」という3回目の実習の指令が出る。実習内容も気になるが、親友・流ちゃんとの仲違いの行方も気になる〜! 斎藤さん、こんなことも、あんなことも、設定して書き始めていたのかと、驚きつつ、まだ何があるのかとドキドキする。桑原太矩さんの絵が素晴らしい!

  • Midori Matsuoka さん

    二回生に進級したコロンたちに新たな課題が課される。PESでの学びを重ねるうちに次第にPESの存在に関心を示すコロンたちはPES卒業生や施設を探るように。 研修ごとに替わるチームメンバーの名前と特徴を一致させるのに苦戦し始めているので、1巻から読み直したくなる。 そして、この巻ではコロンと流ちゃんの関係がまた変化していく出来事も起こったりとアドベンチャー要素のみならず、友情の心模様も見逃せない。 研修での探検だけでなくPESでの授業も好き。言語学から社会、音楽へと連動していく授業、私も受けたい!

  • ゆにす さん

    登場人物が多くてその一人一人に背景があり、ハリーポッターを思わせる。2巻から思ったけど、多様性を考える本になっているけれど宗教については無神論的な書き方がちょっと気になります。学園見取り図があるといいかも。

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斉藤倫

詩人。『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で、第48回日本児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞

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