日本絵画の転換点 酒飯論絵巻 「絵巻」の時代から「風俗画」の時代へ

並木誠士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784812216316
ISBN 10 : 4812216311
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;24

内容詳細

目次 : 第1章 “酒飯論絵巻”の概要/ 第2章 絵巻の時代(絵巻とは?/ やまと絵と四大絵巻/ 絵巻の諸相/ 絵解と画中詞/ 小括―「絵巻の時代」の終焉)/ 第3章 風俗画の時代(「風俗」を描くこと/ 新しい画題の成立―洛中洛外図/ 近世初期風俗画の展開/ 江戸時代―浮世絵への展開/ 小括―「風俗画の時代」の幕開け)/ 第4章 ふたたび、“酒飯論絵巻”(「酒飯論絵巻」研究史/ 再考:“酒飯論絵巻”の作者と制作年代/ “酒飯論絵巻”の特質)

【著者紹介】
並木誠士 : 1955年東京都生。徳川美術館学芸員、京都大学助手、京都造形芸術大学助教授を経て、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授、同大学美術工芸資料館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ホンドテン さん

    図書館で。聞き慣れない、文化財指定もない地味な作品ながら表題とおりの価値を説く研究。主張の妥当性は素人に判断できないが先行研究史概説のU、V章は日本美術通史上、個別の作品をどこにはめ込んで関連性を理解するのか、大いに役立った。中世絵巻を量産した画工司、近世風俗画がもたらした現実(写実ではない)への眼差しの変化、ついでに愛らしい「雀の小藤太絵巻」いずれも新知見。ついでながら酒飯論絵巻の描き手と目される狩野派の始祖「古法眼」狩野元信の存在しかり。

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