街場のマンガ論

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778037178
ISBN 10 : 4778037170
フォーマット
発行年月
2010年10月
日本
追加情報
:
261p;19

内容詳細

日本人の脳は、マンガを読むことに適したつくりになっている。人生の極意をマンガから学んだ「元少女」おじさんが、日本語の起源に迫り、マンガ文化が発展した理由を、歴史と文化を交えながら独自の視点で解読する。

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。現在、神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』(新潮新書)で2010年新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 山田太郎 さん

    少女マンガ読めない理由がなんとなく納得。 冬ソナだめだしな、オレ。 思ったより読みやすく面白かった。

  • 阿部義彦 さん

    図書館本。内田先生はなかなかの漫画読みでもあります。少女漫画も読めるメンタリティーは、私も同じです。手塚治虫さんがいたから今の漫画が有る、逆に言えばアメリカには一人の手塚治虫も居なかった。巻末の養老さんとの、対談が、面白かった。私は高橋留美子が読めないのですが、少女漫画の読めない養老さんが、高橋留美子は解ると言うと、内田先生がすかさず、高橋留美子は少年漫画ですよ!とのツッコミ。それで私も腑に落ちました。逆に先生が、薦める少年漫画、井上雄彦さんは読んでいないし、ベタ褒めの宮崎某は、私は嫌いです。

  • かやは さん

    神社と寺、武士と貴族、漢字と仮名、このように日本文化は相反する二つのものを上手く融合させてきた。メインカルチャーである文学や絵画に対して、サブカルチャーである漫画やアニメが盛んになったのも頷ける。そこで覚えておかなければならないのは、あくまでメインあってのサブだということ。サブだからこその自由さが、多種多様な漫画を生んだ。それを考えると国を上げてのクールジャパンってのはいかがなものかなぁとも思えてくる。

  • 夜 さん

    「女の成長を妨げるような愛し方をするな!」『エースをねらえ!』宗方コーチの名言(高校生に言うなんて!)。私の周囲でも流行りました。この一言はひろみがすでに恋愛を成長の契機とする段階を過ぎていることを示しています。納得。『動物のお医者さん』の菱沼聖子が象徴するもの、アメコミや日本のロボット漫画が自国のイメージを投影したものだった等々、私が漫画を読むときには決して考えない切り口が書ききれないほどありました。少女マンガに関する考察が興味深かったので、『NANA』や『王家の紋章』にも是非言及していただきたいです。

  • paseri さん

    内田樹さんの『街場の〜』が好きです。今回は、そのマンガ論です。少女マンガが読める人と読めない人がいるというのは知らなかった(笑 多くの男性には理解しがたいものなんでしょうかね?また、日本語の特性から“マンガ”という文化が発達したという論点も目から鱗でした。内田さんの書籍は、当たり前と思っていたことを、的確な言葉で表現してくださるので勉強になります。なかなか面白い一冊でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

内田樹

1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト

  • 作成者:望月ハルヒさん