おとうとのねじまきパン ずっとむかし、満州という国であったこと

高橋うらら

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772615532
ISBN 10 : 4772615539
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
144p;22

内容詳細

「満州国」を知っていますか?戦争が終わった時「満州国」にはたくさんの日本人が取り残された。13歳の少女、和子さんもその1人だった…。満州の悲しい歴史をやさしく語るノンフィクション。小学校高学年から。

目次 : 第1章 満州へ向かった一家/ 第2章 戦争で変わっていった小学校生活/ 第3章 にげまどう日本人/ 第4章 どん底の生活/ 第5章 おとうとのねじまきパン

【著者紹介】
高橋うらら : 児童文学作家。慶應義塾大学経済学部卒業。日本児童文芸家協会理事。戦争や動物福祉などをテーマに「命の大切さ」を主題としたノンフィクションを執筆。『災害にあったペットを救え 獣医師チームVMAT』(小峰書店、2019年)で第3回児童文芸ノンフィクション文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kurara さん

    ★4 満州の話は日本の『闇』の部分でしょうか。 一家で移民したことで地獄を味わうことになった13歳の和子さん一家。無事に日本に帰れたほんの一部の人だったのですね。弟さんの部分がとても悲しく信じられない光景でした。今もなお戦争によってこのような惨劇が繰り返されてるのですね。人間て何のために生きて行くのでしょうか。 #NetGalleyJP

  • りらこ さん

    満州に行こう!理想の国家満州。こんなキャッチフレーズで移住をした人達。この本の主人公和子さんは父親の仕事の関係で移住することになります。夢も希望も持って。整備された美しい街、日本とは違う道幅と暖房設備など。しかし、無人の地域だったわけではなく先住の中国の人たちを追い出して、「人工的に造られた街」。そしてソ連軍の侵攻と、終戦。和子さんの目線で語られる蛮行は、被害者としての目線です。本の著者は、その理由も入れることを忘れてはいません。幼い弟の存在。この本のタイトルにもなった出来事には胸が締め付けられます。

  • まる子 さん

    #NetGalley 第二次世界大戦。広島県と長崎県に原爆投下された日本。世界で唯一の被曝国でもある。戦闘機を造るために、勝ち目がないのに、国民に我慢を強いた。自分たちこそ被害者だと思っている。確かにそうかも知れない。けれどそれ以前に日本は満州で朝鮮人や中国人に何をしたかを忘れたのだろうか。日本人が原爆投下の悲惨さを語り継ぎ忘れないのと同じく、他国の人も日本にされた事を語り継いでいるのは同じだった。原和子さんが幼少期〜中学生頃に満州で体験した話し。児童書でありながらも考えさせられる本だった。

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