イワシとニシンの江戸時代 人と自然の関係史

武井弘一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642084055
ISBN 10 : 4642084053
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
200p;19

内容詳細

江戸時代を支える重要な自然の恵み、イワシとニシン。新田開発が進み、人糞や草肥が不足すると、魚肥としても大量に使われた。気候変動と漁の関係、経済、魚肥の流通などから、自然と近世社会との関わりを解き明かす。

目次 : 第1部 イワシから見た加賀藩(イワシの歴史/ イワシ漁と海辺の暮らし/ 魚肥と藩領社会)/ 第2部 イワシ・ニシンから見た蝦夷地と畿内(ニシンの歴史/ 畿内の肥料取引と農村/ 肥料と近世国家と国訴)/ 本書の成果と今後の展望

【著者紹介】
武井弘一 : 1971年熊本県に生まれる。1995年東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、琉球大学国際地域創造学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Aby さん

    中学の社会科でも,江戸中期以降になると綿花や菜種などの換金作物が栽培され,金肥を使うことで生産性が向上した,という内容を学んでいると思う.「金肥」は購入肥料のことであり,その金肥は何で,どこから来たのか……それをデータを示して説明してくれる1冊.◆農学関係者なので,めっちゃ面白かった.私的には農業史の本.また「ゴールデンカムイ」で北海道のニシン漁を見ていたので,アレがコレでこうなるのか!と学びが深まった.

  • たくちゃん さん

    江戸時代の生活にイワシやニシンなどの(自然)がどうか変わってきたのかが分かる本 社会の変化(新田開発)によって変わる生活は自然によって左右される(アンコントローラブル)なものであり、農民は金肥(干鰯や干粕)を伴う貨幣経済へと巻き込まれていく 人の社会と自然の均衡を考えさせられる

  • takao さん

    ふむ

  • 石橋 さん

    なかにし礼作詞の「石狩挽歌」から鰊御殿に興味をもってこちらを手に取った。鰊御殿ができる前の歴史だった。ざっくり言えば”ヒト”の活動も自然の営みの一部。

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