基本情報
内容詳細
本書は4章構成となっています。1章ではまず、構造設計の基本となる構造計画や構造計算の概要をまとめています。2章では、模型を用いた載荷実験を通して建築物の壊れ方を体験的に学び、その結果と解析ソフトによる解析値を比較・考察することで構造力学的センスを養うことを目指しています。続く3章と4章では、構造解析に用いる有限要素法のしくみを骨組解析を例に解説するとともに、振動学のエッセンスを詳述しました。付録としてテーパー梁、トラス、骨組の有限要素解析プログラムと各種の地震応答解析プログラムを収録しています。
目次 : 第1章 構造設計の概要(構造計画/ 構造計算/ 限界耐力計算法の概要)/ 第2章 模型で学ぶ構造力学(模型材料と計測用機器/ 構造要素が壊れる仕組み/ 建築構造が壊れる仕組み)/ 第3章 構造解析の基本(テーパー梁の有限要素解析/ トラスの有限要素解析/ 弾塑性解析への応用/ 振動解析への応用)/ 第4章 振動解析の基本(建築物のモデル化/ 1質点系の自由振動解析/ 1質点系の地震応答解析/ 多質点系の地震応答解析/ 多質点から1質点系への変換)
【著者紹介】
藤井大地 : 1984年、広島大学工学部第四類建築学課程卒業、同大博士課程前期修了、後期単位取得退学。同大助手、ミシガン大学研究員、東京大学工学系研究科助手(環境海洋工学専攻)、近畿大学工学部建築学科准教授を経て、2008年より同大学教授。博士(工学)
松本慎也 : 1995年、広島大学工学部第四類建設系卒業、同大博士課程修了。同大助手、南カリフォルニア大学研究員、広島大学大学院工学研究科社会環境システム専攻助教を経て、2012年より近畿大学工学部建築学科准教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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