何を言われても「平気な人」になれる禅思考 繊細な人が傷つかないための41の教え

桝野俊明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594082932
ISBN 10 : 4594082939
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
190p;19

内容詳細

もう心ない悪口に、振り回されない!
繊細な人ほど、心ない悪口に翻弄されストレスの原因になります。禅の教えの究極は、“動じない心”を持つこと。本書を読めば、もう、他人の悪口に振り回されることはありません!

「はじめに」より<抜粋>
 「平気な人」になるための“土台”は何でしょう。もちろん、いくつかあると思いますが、わたしは、「嫌われたくない」という思いを手放すことが、その中心になると思っています。
 人には誰にだって、「嫌われたくない」という思いがあるでしょう。とりわけ、周囲の目が気になる、人にいわれたことをいつまでも引きずる、小さなことなのに気に病む、思っていることがなかなかいえない……といった、“繊細な人”は、その傾向が強いのだと思います。
 その結果、嫌われないために、自分を押し殺したり、自分の意見を曲げて、他人に合わせたり、一人で重荷を背負い込んだり、がまんしたり、ということになっているのではありませんか? それでは、いつだって、どこにいても、平気な自分ではいられませんね。
 まず、思いきって、「嫌われたくない」という思いを捨ててしまいましょう。大丈夫、“想像している”ようなこと(たとえば、仲間外れにされる、仕事の人間関係がうまくいかなくなるetc.)は起こりません。心がスーッと軽くなって、気持ちが晴れやかになる。そんなうれしい変化が実感されるだけです。
 いうまでもないと思いますが、心の軽やかさも、晴れやかで前向きな気持ちも、「平気な人」には不可欠な要件です。


第1章「平気な人」になって穏やかに生きる
・「無欲」で働くと、結果は後からついてくる               
・自分の弱い所は、先に言ってしまう
・「平気な人」は自分の意見にこだわらない
・できないことは、できないでかまわない
                ……etc.

第2章 炎上しても平気でいられる、SNSとの付き合い方
・「平気な人」は“いい人”になりたいと思ってない
・もしも、炎上してしまったら
・SNSに疲れたら“冬眠する”
・「既読」ストレスの解消法
  ……etc.
第3章「平気な人」になると、人間関係に悩まない
・“ありのまま”にふるまうと、人付き合いは円滑になる
・「平気な人」は自分と他人を比べない
・浮いてしまったと思っても、自分のリズムは崩さない
・悪口をいう相手には、先手を打つ
……etc.
第4章「平気な人」は、気持ちの切り替えがはやい
・呼吸を変えると、怒りが消えていく
・間違いは、気づいた瞬間に直す
・失敗は、隠さない
・ご縁がなかったものは、追いかけない 
……etc.
第5章「平気な人」になると、老後が楽しくなる
・ガンになっても、「仲良くやろう」と思うと長生きできる
・小さいころ夢中になったものに、生き甲斐の鍵がある
・「平気な人」はすぐ眠れる
・前の役職をドブに捨てるとラクになる
……etc.


【著者紹介】
枡野俊明 : 曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。玉川大学農学部卒業後、曹洞宗大本山總持寺で修行。「禅の庭」の創作活動によって、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版にて、「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。庭園デザイナーとしての主な作品に、カナダ大使館、セルリアンタワー東急ホテル庭園など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 江口 浩平@教育委員会 さん

    【考え方】 最近Twitterに力を入れるようになり、そこでの反応が気になりだしたので手に取った一冊。これまで禅の思考の本は読んできたつもりだったが、生かせていなかったことに気づかされた。お釈迦様が自分に対して悪口を言ってきた者に、「わたしに向けてどれほど悪口をいったとしても、それをわたしが受けとらなかったら、さてその悪口は誰のものか」と悪口を「受けとらない」という選択をしていたことが印象的だった。炎上しても謝罪をしてしまえばそれ以上は沈黙を守ることで相手と同じ土俵に立たなくて済むことも勉強になった。

  • ma さん

    何度か読みたい。年始に良い本が読めました。

  • りこりり さん

    参考にします。

  • 東原そら さん

    桝野住職の本にハズレ無し。 今回も人生においての、考え方のヒントや心を豊かにする言葉がたくさん記されていました。 禅の思考は人間関係や自分の生き方についての指針になるものが多いです。 ストレス社会において、この思考は大きな助けとなります。 人は一人では生きられないが、生きる中での悩みは全て人から来るものである。 その悩みから解消され、豊かな人生を送るためにも一読の価値ありです。

  • taiyou gyousi さん

    丹田呼吸を意識して、穏やかに生きる。いちいち周りの刺激に反応しない。我を捨てる。 一つ一つのテーマに必ず禅語をつけて解説されていて、それが読む意欲をそそられる。

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