マーケターのように生きろ 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動

井上大輔 (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492046852
ISBN 10 : 4492046852
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
290p;19

内容詳細

「何者でもない自分」が最強の武器になる生き方。ユニリーバ、アウディ、ヤフー、ソフトバンクで走り続ける筆者をどん底から救った、生きる知恵としてのマーケティング=“人生を激変させる思考法”を体系化。

目次 : 1 人の役に立ち、自らの価値を高める「マーケターのように生きる」という思想(マーケティングとは「思想」である/ マーケティングとは「人類の英知の結晶」である)/ 2 仕事もキャリアも人生も好転する「マーケターのような生き方」4ステップ(市場を定義する―「自分がもっとも輝く場所」が見つかる/ 価値を定義する―「相手が本当に欲するもの」がわかる/ 価値をつくりだす―「自分がやるべきこと」がわかる/ 価値を伝える―「自分を必要とする相手」に見つけてもらう)

【著者紹介】
井上大輔 : マーケター、ソフトバンク株式会社コミュニケーション本部メディア統括部長。ミュージシャンを志すも挫折。小さな広告会社でプランナーの仕事を始める。当初はまったく仕事のできないお荷物社員だったが、マーケティングの英知から学んだ「仕事とは人の役に立つこと」という思想に目覚めて以降、仕事にかぎらずあらゆる場面で「必要とされる」ようになる。以降ニュージーランド航空、ユニリーバ、アウディジャパンなどでマネージャーを歴任。ヤフー株式会社MS統括本部マーケティング本部長を経て現職。雑誌・Web媒体への寄稿や講演会・セミナーへの登壇多数。NewsPicksアカデミアプロフェッサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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iMacの転機はPCを家電として定義したことが...

投稿日:2021/04/09 (金)

iMacの転機はPCを家電として定義したことが始まり/市場の有望性判断条件5つ。市場規模、成長性、競合環境、自社の既存事業とシナジーの有無、ノウハウとの関連性。シナジーとは一つの商品をきっかけにほかの自社の商品を買ってくれるようになるかどうか/価値の定義は相手の中から探す。「実利価値」「保証価値」「評判価値」「共感価値」/キャリアでいう実力主義とは「実利価値」の視点からのみの考え方であり、ほかにも価値の種類はある。信頼や保証価値、共感してくれる価値など。思いもよらぬ人が評価されている場合なら、見方を変えれば、実利価値以外の尺度で評価されているということ/成長したいのであれば、組織への貢献を意識すべき/覚えてもらうことの成功したクリエイティブ事例。アウディを洗練されたラーメンチェーンと提携、車種商品名のラーメンを作ってもらう→知られる→SNSで話題→知的職業従事者にも届く/商品を好きになってもらうために、繰り返し伝える。自分ごとにしてもらう。心を動かす/キャリアで「価値を伝える」には、目立ち度6印象3実力1。どんなに仕事を真面目にできても目立たなければ出世は遠い/商品についても知名度6印象3実力1で転換可能出世やキャリアアップを目指すなら、常に新しいことに挑戦しニュースの供給源になること

華 さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひろき@巨人の肩 さん

    マーケティングの基礎を習得しつつ、自分をブランディングする方法を説明する。対象は承認欲求を満したい学生や若手ビジネスマン。内容に目新しいところはないが、読み手を強く意識した構成となっている点が、マーケターである著者らしい。マーケティングとは市場と価値を定義し、価値をつくり、伝えること。価値には機能的な「実利価値」「保障価値」の他に、情緒的な「評判価値」「共有価値」があり、「機能・品質」「主張」「外観」によって体現する。市場(相手)と「機能・品質」(自分)を繋げるために「主張」「外観」を意識する。

  • 読書ニスタ さん

    相手が喜ぶところに、自分の成果を置く、移動するのが、市場価値。SNSは、個人ブランド構築に、うってつけ。 SNSというと、何故か愚痴を言うところと、勘違いしている私としては、反省しきり。 嵐の松潤曰く、DCP が、大事と言うのを思い出した。PDCAじゃなく。

  • ロクシェ さん

    先月読んだ文章術本に「文章にもマーケティング感覚が大切」と書いてあった。書店で見かけた(表紙の女性と目があった)本書のことは以前から気になっていた。レビューを見てみるとマーケティングの入門書的な内容らしい。動機と関心が重なる感覚。学ぶなら今だと思い、本書を手に取ってみた。「マーケターのように生きる」とは、「人の期待に応える」ことで発揮される個性のこと。際立った「個」がないと生き残れない時代の空気になりつつある。際立った「個」と聞くと、「才能」や「自己表現」といったカリスマ的なイメージを抱く人が多いと思う。

  • ま さん

    @市場を定義するA価値を定義するB価値をつくりだすC価値を伝える、というマーケティングの考え方を生き方に反映させてみようという提案。端的にいうと、相手がしてほしいことを徹底的にやろうということ。主体的なのかそうでないのかよくわからんけどこんな考え方あるんだな。市場を分析して自分のポジションを見つけていくってなんかいいじゃん楽しそうじゃん。価値の4象限(機能的⇔情緒的、顕在的⇔潜在的)の考え方も参考になる。実利や数字だけが価値ではない。

  • ざっく さん

    「マーケターのように生きる」とは、「好きなことで生きること」の反対に位置する。組織の欠けたピースを埋める、というような考え方が好きなので、考え方は面白かった。自分は、ビジョンを掲げるタイプではなく、ビジョンを支える側の人間であると思う。今までの人生を振り返っても、ビジョンを支える側のポジションが多いと気づく。途中からは、具体的なマーケティングの話も書いてある。コンビニで天然水やお茶を買うとき、何を基準で選んでいるのか。考えてみると、知らない間にマーケターに無意識を支配されているような気になってくる。

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