CD

吉松 隆:「一角獣回路」&西村 朗:タパス〈熱〉/馬込 勇

吉松 隆(1953-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
25CM175
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

30代の作曲家としてはとりわけ大活躍中の二人が日墺で活動中の馬込のために書いた協奏曲。吉松作品は映画音楽のように親しみやすく万人の好む甘さを持つ。西村作品は現代音楽の書法にムードや情念を盛ってリズム・オスティナートで盛りあがる例のパターン。(ゆ)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 一角獣回路*ファゴット協奏曲
  • 02. タパス

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馬込勇さんのファゴットをソロとする協奏曲...

投稿日:2022/03/09 (水)

馬込勇さんのファゴットをソロとする協奏曲2題。吉松隆さんの「一角獣回路」は、作風としては「平清盛」を彷彿とさせるものだが、ファゴット独特のとぼけた感じの音色とバスドラムの爆音で、ただならぬ雰囲気を醸成している。西村朗さんの「タパス(熱)」は、この人特有のソノリティとリズム・オスティナートによって、先の見えね緊張感を生み出す。こちらの方が妖しい感じが強く、ファゴットにもテクニカルな要素が多い。馬込勇さんの演奏が光るが、円光寺雅彦さん指揮の仙台フィルの緊密なアンサンブルも凄い。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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人物・団体紹介

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吉松 隆(1953-)

1953年東京生まれ。慶應義塾大学工学部を中退後、一時松村禎三に師事したほかは、ロックやジャズのグループに参加しながら独学で作曲を学びます。1981年に「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。いわゆる「現代音楽」の非音楽的な傾向に反発した「世紀末抒情主義」を主唱し、5つの交響曲、5つの協奏曲、オーケストラのための<鳥の四部作>を始めとする室内楽作品、<モノドラマ>などの舞台作品、邦楽曲など多くの作品を発表

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