ジョリヴェ（1905-1974）

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CD

Works From The Erato Catalogue: Navarra, Andre, Rampal, Laskine, Etc

ジョリヴェ（1905-1974）

評価 : 5.0
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基本情報

ジャンル
:
クラシック
カタログNo
:
WPCS11819
組み枚数
:
4
レーベル
:
WARNER MUSIC JAPAN
発売国
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

アンドレ・ジョリヴェ：エラート録音集

フランスの鬼才、アンドレ・ジョリヴェがエラートに遺した録音を集成！
オリヴィエ・メシアンに次いで評価の高いフランス現代音楽の巨匠、アンドレ・ジョリヴェがエラートで録音した自作自演録音を集めたボックスセットです。
　宇宙的で呪術的な響きを特徴とした彼の音楽は時に難解な印象を与えることもありますが、楽器の豊かな響きを引き出す巧みな構造に充ちており、演奏者やそれを目指す多くの学生に今も畏敬され続けている鬼才です。自演の指揮はもちろん、ソリストも戦後のクラシック界を彩った豪華な面々が参加している大変貴重な集成です。

アンドレ・ジョリヴェ
・チェロ協奏曲第１番
・チェロ協奏曲第２番
・協奏的組曲（独奏チェロのための）
・ハープと室内管弦楽の協奏曲
・トランペット、弦楽とピアノのためのコンチェルティーノ
・トランペット協奏曲第２番
・オンド-マルトノ協奏曲
・エプタード（トランペットと打楽器のための）
・アリオーソ・バロッコ（トランペットとオルガンのための）
・フルート協奏曲
・フルートと打楽器のための協奏的組曲（フルート協奏曲第２番）
・リノスの歌（フルート、ハープと弦楽三重奏のための）
・５つの呪文（独奏フルートのための）
・呪文『イメージが象徴となるために』（独奏アルト・フルートのための）
・セレナード（オーボエと木管四重奏のための）
・５つ儀式的舞踏（オーケストラのための）
・ファゴット、ハープ、ピアノと弦楽のための協奏曲
・典礼組曲（独唱、オーボエ、チェロとハープのための）
・親密な詩（独唱、ピアノとオーケストラのための）

アンドレ・ナヴァラ（チェロ）
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ（チェロ）
ジャン＝ピエール・ランパル（フルート）
モーリス・アンドレ（トランペット）
リリー・ラスキーヌ（ハープ）
ジャンヌ・ロリオ（オンド-マルトノ）
シルヴィオ・グァルダ（パーカッション）
ヘトヴィヒ・ビルグラム（オルガン）
マリー＝クレール・ジャメ五重奏団
フランス管楽五重奏団
（ジャン=ピエール・ランパル[fl]
ピエール・ピエルロ[ob]
ジャック・ランスロ[cl]
ポール・オンニュ[fg]
ジルベール・クルシエ[hrn]）
モーリス・アラール（ファゴット）
コレット・ヘルツォーク（ソプラノ）
アンドレ・ジョリヴェ指揮ラムルー管弦楽団、
フランス国立放送管弦楽団パリ・オペラ座管弦楽
団、打楽器アンサンブル、パイヤール管弦楽団
ジャック・ジュイノー指揮フランス国立放送聖歌隊
アラン・ロンバール指揮
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団

内容詳細

原色をイメージさせる鮮烈な響き、衝動を即発するエモーショナルなリズム、そして何やら得体の知れぬディープな情念。「春の祭典」や師ヴァレーズの音楽とのつながりを直感させながらドライには突き抜けない。ジョリヴェという作曲家は、とかく知的に研ぎ澄まされてとっつきにくい印象のある“モダン”の流れの中にあって、旧とも新ともつかぬ一種独特の色を放っていた。ランパル、アンドレ、ロストロポーヴィチ。錚々たる名手が顔を連ねたこれら復刻録音は、時を経たお陰か、むしろ音相応に耳を楽しませてくれる。(中)(CDジャーナル　データベースより)

その他のバージョン

エラート録音集成　アンドレ、ランパル、ラスキーヌ、グァルダ、ロストロ、ナヴァラ、ほか（4CD） のバージョン一覧へ

収録曲   

ディスク   1

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現代音楽と聞いて難解な音楽を想像していた...

投稿日：2013/07/27 (土)

現代音楽と聞いて難解な音楽を想像していたのですが、ジョリヴェの音楽はひと味違うような気がします。複雑な音の中に密かに美旋律が隠されていたり、時には異教の儀式のような不思議であやしい世界を表現したりするなど、多彩な作風を楽しむことができます。特に、「オンド・マルトノのための協奏曲」は素晴らしいと思います。オンド・マルトノは、メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」において有名な楽器ですが、メシアンはこの楽器を効果音的に用いているのに対し、ジョリヴェはより技巧的な要素を際立たせていると思います。それはともかく、どの曲も一流の演奏家による大変貴重なものです。

ブルノのおっさん さん | 北海道 | 不明

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オンドマルトノ協奏曲とハープ協奏曲の2曲...

投稿日：2010/12/17 (金)

オンドマルトノ協奏曲とハープ協奏曲の2曲が入ったLPレコードを高校時代によく聞いていたのですが、災害で滅失してしまいました。齢を重ねて今CDで聴いてみて、なつかしいと同時に新鮮ですがすがしい印象です。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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かつて国内盤LPも出たエラートの《現代音楽...

投稿日：2006/04/13 (木)

かつて国内盤LPも出たエラートの《現代音楽名盤選》を大事にしていましたが、エラートのジョリヴェ録音がきちんとまとめた形でCD化されたのは大歓迎！しかもかなりのファンや需要があるようなので更に満足。素晴らしいセットです。メシアンよりはるかに下品…というか表現がダイナミックでダイレクトですが、この作曲家の望んだ「全人的な音楽」のパワフルさが伝わってくる素晴らしいものです。ソニーの「赤道」、ライヴ盤のジョリヴェ交響曲全集もCD化して欲しいものです。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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