基本情報
内容詳細
ヴァレーズの音楽は物議を醸すほど鮮鋭かつ新しかったと得心できる作曲者生前の録音集成。主要作が演奏者を変えて繰り返し録音されており、戸惑いの深さに比してかそれぞれ驚くほど相貌が違う。極め付きはテープ音楽が生演奏に挟み込まれた『砂漠』。怒号、笑い、ざわめき、拍手。騒然たる初演の実録だ。(中)(CDジャーナル データベースより)
収録曲
ディスク 1
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01. アンテグラル (積分)
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02. 密度 21.5
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03. イオニザシオン (電離)
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04. オクタンドル (8弁雌雄両性花)
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05. 挿入 T
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06. 挿入 U
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07. 挿入 V
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08. デゼール (砂漠) (世界初演版)
ディスク 2
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01. イオニザシオン (電離)
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02. 密度 21.5
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03. アンテグラル (積分)
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04. オクタンドル (8弁雌雄両性花)
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05. ハイパープリズム (超分光器)
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06. ポエム・エレクトロニク
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07. 密度 21.5
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08. イオニザシオン (電離)
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09. イオニザシオン (電離)
ユーザーレビュー
人物・団体紹介
ヴァレーズ、エドガー(1883-1965)
1883年12月22日、パリに誕生した作曲家ヴァレーズは、独創的で斬新きわまる手法により、さまざまな音響素材と形式を融合させたすごい人(ロックの怪人、フランク・ザッパがいれあげていたことでも有名)。彼は数学と工学を学びますが、やがて音楽の道に方向転換し、1904年、スコラ・カントルムに入学します。同校ではルーセルやダンディに師事して作曲や指揮法を学び、その後、パリ音楽院でヴィドールに師事。卒業後は