ジャン=クリストフ・グランジェ

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死者の国 ハヤカワ・ポケット・ミステリ

ジャン=クリストフ・グランジェ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150019440
ISBN 10 : 4150019444
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
追加情報
:
776p;19

内容詳細

パリの路地裏で、両頬を耳まで切り裂かれ、喉には石を詰められたストリッパーの死体が発見される。パリ警視庁警視のコルソはこの猟奇殺人の捜査を進めるが、ほどなく第二の犠牲者が出てしまう。被害者二人の共通点は、残忍な殺され方、同じ劇場で働いていたこと、そして元服役囚の画家ソビエスキと交際していたこと。この画家を容疑者と考え、追い詰めるコルソを待ち受けるのは、名画をめぐる血塗られた世界と想像を絶する真相だった…!『クリムゾン・リバー』の巨匠が放つ戦慄のサスペンス!

【著者紹介】
ジャン=クリストフ・グランジェ : フランスの作家、脚本家、ジャーナリスト。ソルボンヌ大学卒業。コピーライターを経て、1994年、『コウノトリの道』でデビュー

高野優 : 1954年生、早稲田大学政治経済学部卒、フランス文学翻訳家

伊禮規与美 : 東京外国語大学外国語学部イタリア語学科卒、フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ さん

    さすが『あの女、アレックス』を書いた国の作家。女に容赦ない。ありえないだろう、と思いつつ、手がとまらず。ナイフやガラスによって身体を傷つけるSMで本当に快楽が得られるものなのか???だが、それはこの作品の個性ととらえることにしよう。

  • nuit@積読消化中 さん

    この手の猟奇殺人ものは読み慣れているものの、そこに奔放なエロやら緊縛やらハードSMなどが入ってくると一気に読み進めるのも食傷気味になりましたが、結果、先が気になり徹夜で読んでしまいました。主人公コルソ同様に最後の最後まで犯人には振り回されてしまいましたよ。しかし、分厚かった…。正直、ポケミスのような縦長判型に3.5cm超えは、握力の弱い私にはかなりキツい(泣)。未読の「クリムゾン・リバー」は文庫なので手には安心して読めそうです(笑)。

  • Panzer Leader さん

    パリで起きた連続猟奇殺人事件、警視庁の捜査官コルソ率いる犯罪捜査部チームが捜査に当たる。このコルソ自他ともに腕利きとされているがまったく使えない。思い込みと直感のみで突き進み、事情聴取だけの相手に過剰な暴力を用い、チームプレイは考慮せず重要な事実は隠し、部下の言うことを聞かず、挙句の果て事件を起こしていておいて隠蔽。しかもこの小説長い、無駄に思えるほど長い。もう途中で真相はどうでもいいから早く終わってくれと思いながらも意地で最後まで読み通す。ラスト近く後出しみたいな真相が次々と提示されるがフーンてな感じ。

  • キムチ27 さん

    レンガ本という単語を知り納得。ずっしり・・さてどう読もうかというのは一瞬の危惧。べらぼーにオモロイ・・すらすらすいすい読み終える。猟奇極まりなく、逐一場面を浮かべていたら展開には付いて行けないから水上ジェットの如く読むテク。エミリアと言い、クロ―ディアと言いグンバツ美女。もうスクリーンを見入る心境。あれよあれよというどんでん返しが終わりなく続く。現代のゴシックホラー、それって心の闇を覗くそれって?・・死者の国までのメンタルツァーとでもいうのだろうか。ゴヤの3点の贋作をキーワードにして引っ張り切ったのも見事

  • ゆかーん さん

    2段組による700頁以上の超大作!ようやく読み終えました!これは、コルソ刑事が猟奇殺人事件の犯人を追いかけ奮闘するミステリー。犯人は画家のソビエスキだと狙いを定めますが、なかなか物的証拠が掴めない…。やっと証拠を見つけても、思惑とかけ離れた展開が次々に襲いかかり、気づけば予想のつかない展開へ話が進みます。そして、最後に待ち受ける驚愕の真実に仰天!まさか、そう来るかと言わざる終えない、蛙の子は蛙なのか、鳶が鷹を産むのか…。子は親を選べないけれど、血縁に縛られずに堂々と生きてほしいと願いたくなるラストでした。

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