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謀略軌道 新幹線最終指令 角川文庫

北上秋彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041065853
ISBN 10 : 4041065852
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

Content Description

盛岡始発「やまびこ」4号に爆弾を仕掛けたという脅迫電話が、JR東日本新幹線運行本部に入った。爆弾は時速100km以下になると作動するという。指令長は時間を稼ぐために、JR東海に協力を求め、鉄道史上例のない計画を提案する。一方、走り続ける同車両が何者かに走行妨害を受ける。車内には重病人の男が現れて―。爆破予告の裏で交錯する複数の思惑に事件は困難を極めていく!疾走するクライシス・サスペンス!!

【著者紹介】
北上秋彦 : 1950年、岩手県生まれ。ミステリー短編「現場痕」でデビュー。第3回北東文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • goro@80.7

    手に汗握る物語でした。98年発売の本が20年を経て文庫化されたみたいですが、こんな面白い物語もっと多くの人に読んでもらいたい。東北新幹線に爆弾が仕掛けられたというプロットは「動脈列島」や映画「新幹線大爆破」でも取り上げれているがそれに劣らず読ませる!爆弾だけでも恐ろしいいが加えて二重三重の困難が「やまびこ4号」に降り掛かるのだ。100キロ以下になると爆発するため、何とか列車をつなげ乗客を救助しようとする鉄道マン達、犯人の思惑と無きものにしようとする勢力。車内の緊張感、愛する者を守りたい想いに痺れました。

  • シアン

    1998年12月に発売された単行本の文庫化。最近文庫化されたのに、20年前の作品とだけど、なんだか80年代のような雰囲気の作品。カセットテープとか過激派とかどうにも違和感が拭えなかった。でも、クライムサスペンスとしては、なかなか面白かった。前半は専門用語とかが多くて疲れるけれど、後半はどうなっていくのか気になって、一気読み必至。「新幹線大爆破」という映画のオマージュ?なのか、本作でもその名前が登場する。見たことないけれど、似たような話らしい。

  • ビスコ

    何年か前に存在を知って、気になっていた物語。97年のノベルス初出以降文庫化してないし、入手自体が困難か、と半ば絶望していたところ、20年越しにまさかまさかの文庫化。 新幹線を減速させたら爆弾が爆発、というメインストーリー自体は「新幹線大爆破」を彷彿とさせるものの、中身は完全に別物。事故やハプニングでぶつかりそうになるのはもちろんの事、新幹線を止めようとする別勢力に、密閉空間での謎の病、元国鉄一家達の熱意などが詰め込まれて、見事別物を生み出した。

  • くまたす

    ★★★★☆乗客1000人を乗せた盛岡始発「やまびこ4号」に爆弾が仕掛けられた。爆弾は時速100キロ以下になると爆発する。停車できないやまびこ4号は駅を次々と通過して恐怖の走行を続ける。新幹線の運行を指揮する津阪たちJR職員は一丸となって乗客を守ろうと奔走する…。映画「スピード」の新幹線版だな、というのが読み始めの印象。鉄道マン魂、某国の陰謀、感染症パニックなどあらゆるエンタメ要素が詰まった力作。他の方も書いている通り、もっと認知されるべき作品だと思う。ラストをしっかり書いてくれないところは横山秀夫っぽい。

  • 義輝仮面

    【★★★★☆】 「新幹線大爆破」をベースとしつつ、バイオテロや米国との確執などを加え、全く独自の作品になっている。終始手に汗握る展開が続くんだけどオチがどこかなぁ・・・まぁ本文読んでればこうなる可能性は十分あり得るんだけどどうも腑に落ちなかった。

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