ロング・ロング・ホリディ PHP文芸文庫

小路幸也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569768441
ISBN 10 : 456976844X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
339p;15

内容詳細

一九八一年、札幌。喫茶店“D”でアルバイトをしている大学生・コウヘイのもとに、東京で働く姉が「しばらく泊めて」と現れた。コウヘイは彼女がやって来た理由を聞けないまま、共同生活を始める。一方“D”では、店長が突如「辞める」と言い出して…。平和に思えた人間関係の綻びが垣間見えたとき、コウヘイたちがとった行動とは?未来に焦り、それでも前に進もうともがく若者たちを描いた傑作青春小説。

【著者紹介】
小路幸也 : 1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむpulp‐town fiction』で第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あつひめ さん

    私より少しお兄さんお姉さんの青春時代。言動が大人っぽく大学生ということを忘れてしまいそうな落ち着きのある若者たち。日々、みんなががむしゃらに前進していた時代。バイトや恋に忙しく、でも心に小さい荷物を抱えて生きてる感じが大人だなぁ。1981年頃は、まさかネットや電話がこんなに進化する思わなかった。人と会う、繋がることが人の心を柔らかく、そして優しくしてくれるなんて当たり前だと思ってた。仲間のありがたさとか。時間を切り取ったような現代の関係とは違う熱く太い絆があった時代をバーチャル体験させてもらった気がする。

  • 優希 さん

    昭和の空気が流れているからこその物語だと思いました。平和に見えた関係が綻び始めるとき、未来に向かう焦りつつも前に進もうとする姿が青春なのですね。時代のあたたかさも感じました。

  • ぷう蔵 さん

    1981年かぁ。あの頃って今から比べると不便だったけど、面白かったのかもしれないなぁ。スマホもSNSもインターネットもメールも無い時代。何をやるにしても自分自身が頑張って動かなきゃいけない。何か調べるにしてもキーボードをカシャカシャ、ポン!あーあったあった。そんなわけにはいかなかった。本屋で関連本を調べたり(お金がないから立ち読みで)詳しそうな友達探したり。伝えたいことは直接言うか、家電話や公衆電話で話すか、手紙を書くか…。待ち合わせだって遅れても連絡取れないから1時間も待ちぼうけ…。いい時代だったなぁ。

  • 佳蓮★道央民 さん

    ★★★☆☆うーん?まぁまぁ、面白かったです!そんなに続きが読みたい‼️とはならなかった。普通に面白かったです!札幌が舞台の話だったから、自分も札幌に住んでるので舞台がイメージしやすかったです!昔の話に見えたけど、なんかDって言う喫茶店本当にありそうですね( *´艸`)私は、この男の人達の誰に共感したかと言うと、幸平かな!私もアナーキーだからな(笑)だけど、タイプだったら、ナオキくんがめっちゃカッコいい✨だけど、進藤ちゃんの話聞いてたら切なくなっちゃったね(^o^;)

  • らび さん

    80年代の札幌。学生バイトが集まる喫茶店での人間模様というのかな?確かにノスタルジーを感じますが従業員と経営者、常連さんや友人・・けっこう狭い社会なのに重い関係が沢山。でもなんか修羅場とは程遠くそこはちゃんといい人たちがそれぞれの役割で丸く収める。こういうストーリー嫌いじゃないです。ロングロングホリディとは社会に出る前の準備期間なのでしょうか?

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人物・団体紹介

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小路幸也

北海道生まれ。広告制作会社退社後、執筆活動へ。2003年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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