三文オペラなどを作曲した
新即主義を代表するクルト・ヴァイルの歌曲集!
新即主義を代表するクルト・ヴァイルの『ハッピー・エンド』『三文オペラ』『マハゴニー市の興亡』からの歌曲が収録された当ディスクは、ヴァイルの魅力を凝縮したアルバムと言えます。
ヴァイルは現代社会批判と風刺を盛り込んだ俗うけする音楽で知られました。ギャングの親玉と救世軍の女士官の闘いと和解の物語『ハッピー・エンド』、金ですべてが解決するという架空の都市マハゴニーを舞台にして現代新主義の功罪をあばきだした『マハゴニー市の興亡』、そして、乞食、盗賊、娼婦などさまざまな下積みの人間と警察権力を対比させ、社会的矛盾をあばきだしたワイルの出世作『三文オペラ』をダグマル・ペツコヴァーの美声で堪能することができます。(輸入元情報)
【収録情報】
ヴァイル:
● 『ハッピー・エンド』より
「スラバヤ・ジョニー」
「ユーカリ」
「告別の手紙」
「光の中のベルリン」
「ブラウン・アイランズの歌」
● 『三文オペラ』より
「ヒモのバラード」
「海賊ジェニー」
「バルバラ・ソング」
「あんたなんか愛してないわ」
「大砲の歌」
「どすのマックの大道歌」
● 『マハゴニー市の興亡』より
「アラバマ・ソング」
「夜勤の相棒」
「Denn wie man sich bettet, so liegt man」
「I'm a Stranger Here Myself」
ダグマル・ペツコヴァー(ソプラノ)
イルジー・ハーイェク(バリトン)
エポック・オーケストラ
エポック四重奏団
ミロスラフ・フロウツァル・ジャズバンド
ヤン・クチュラ(指揮、ピアノ)
録音時期:2016年7月
録音場所:プラハ、チェコ放送局スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)