Accentus-transcriptions Vol.1: Equilbey / Accentus Chamber Cho

「アクサンチュス〜トランスクリプション集」
マーラーのアダージェットが合唱で聴ける！
人声による、究極の癒しの録音が登場！！
バーバーが自ら、名作、弦楽のためのアダージョを編曲した「アニュス・デイ」より始まるこの録音は、クリュトゥス・ゴットヴァルトの編曲作品を中心に、クヌート・ニーステットからジェラール・ペソンに至る、20 世紀合唱音楽における編曲作品の系譜を収録した好企画盤。
　音響的に現代的、交響的でありながら癒しの感覚も持ち合わせている選曲となっており、幅広い聴取層に受け入れられる要素を持ち合わせた録音です。
　ちなみに、マーラーのアダージェットにはドイツ語の詩が、ショパンの曲の片方にはラテン語の、もう片方にはポーランド民謡の歌詞が、新たに付けられています。
　1991年に設立されたアクサンチュスを率いるロランス・エキルベイは、近年、ヨーロッパで注目度が高い女流合唱指揮者。アーノンクールの助手を務め、スウェーデンのエリクソンに師事した経歴の持ち主です。

ロランス・エキルベイ（指揮）、アクサンチュス
録音：2001 年2 月モーゼル県メス、アーセナル・ホール

バーバー：「アニュス・デイ」［弦楽のためのアダージョOp11 を作曲者本人が編曲］
マーラー：「いかなるドイツの空も」［原曲：交響曲第5 番第4 楽章アダージェット］　（ジェラール・ペソン編1958 年）
バッハ：「不滅のバッハ」［原曲：「甘き死よ来たれ」BWV478］（クヌート・ニーステット編）
ショパン：「ラクリモーサ」［原曲：練習曲変ホ短調Op10-6］（フランク・クラウチク編）
ラヴェル：「溜め息」（クリュトゥス・ゴットヴァルト編）
ヴォルフ：「見捨てられた娘」、
ヴォルフ：「古い絵に」（以上クリュトゥス・ゴットヴァルト編）
ベルク：「ナイチンゲール」（クリュトゥス・ゴットヴァルト編）
マーラー：「私はこの世に捨てられて」（クリュトゥス・ゴットヴァルト編）
ドビュッシー：「夕べの鐘」（クリュトゥス・ゴットヴァルト編）
ショパン：「眠れ、幼子イエス」［原曲：ピアノ・ソナタ第3 番ロ短調Op58 よりラルゴ］（フランク・クラウチク編）