クラシックの秘宝

許光俊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787273949
ISBN 10 : 4787273949
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
172p;19

内容詳細

目次 : 〜新たな「必聴!」演奏の数々〜 (※抜粋) / ■『悲愴』演奏史上最高の怪演 / ■マゼールの『ティル』 / ■今こそ『ロメ・ジュリ』を聴け! / ■ハデで深刻なサイの交響曲 / ■戦慄の『冬の旅』 / ■アーノンクールのシューベルト / ■正座で聴きたいテンシュテット / ■ラトルのシベリウス全集 / ■チェリビダッケの擬古典的モーツァルト / ■アファネシエフのベートーヴェン3大ソナタ

【著者紹介】
許光俊 : 1965年、東京都生まれ。慶應義塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この本は、主にHMVオンラインに掲載された...

投稿日:2017/03/05 (日)

この本は、主にHMVオンラインに掲載された、CD・LP・コンサート・書籍などの著者の批評に、一部書きおろしを加えて単行本にしたものです。 私はこの人の批評が好きで、雑誌に掲載されたコラムを折に触れ読んでいます。現代を考察し、平明に伝えようとする努力が伝わってきます。何より視点がユニークで、こんな考えがあるんだという気づきが沢山あって刺激的です。生活が楽しくなります。以前に比べて氏の文章を目にする機会が減っているようで残念に思っていますが、1つの文章によりじっくり取り組んでおられるのかもしれません。 単行本の良いところは、過去の文章が読みやすくなるので、書き方のスタイルや思考内容の変遷を追いかけやすくなることです。この本を読んだところでは、2011年から2016年にかけて、スタイルに大きな違いは見られないと思いますが、演奏や作品の背景により深く迫ろうとする意欲が強くなり、時代や社会情勢により関心の重点が移ってきている印象を受けました。 「モーストリークラシック」誌や、「ステレオサウンド」誌の氏のコラムも書籍化されたら嬉しいです。

ライネケ さん | 京都府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コットン さん

    クラシックについては普段耳馴染みのある曲を除いてほどんど聞かないし指揮者や演奏家の違いや良し悪しについてもよくわからないので、読んでみた。流し読みだがユーチューブ動画があるものはそれを参考にしながら読んでみた。ジュリーニ指揮のフランク『交響曲ニ短調』は単調な割に聞きごたえがあって良い。アファナシエフ(ピアノ)のベートーベンも面白そう。ピアニストのアンリ・バルダについて書かれた青柳いづみこ著『アンリ・バルダ神秘のピアニスト』も読んでみたくなった。

  • やま さん

    著者が紹介するCDや演奏家は本当に魅力的に見える。さすがに昔ほどのインパクトはなくなったが、それでも聴いてみたいと思わされる。

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人物・団体紹介

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許光俊

許 光俊(キョ ミツトシ)…1965年、東京都生まれ。慶應義塾大学教授。著書に『クラシックを聴け!』『オペラに連れてって!』(ともに青弓社)、編著に『究極!クラシックのツボ』『クラシック、マジでやばい話』『オペラ大爆発!』『こんな「名盤」は、いらない!』『クラシック批評という運命』(いずれも青弓社)、共著に『クラシックCD名盤バトル』(洋泉社)ほか。

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