CD 輸入盤

Sarabande

Fred Hersch (フレッド・ハーシュ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSC1432
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
リマスター,輸入盤

商品説明

現代最高峰ピアニスト、フレッド・ハーシュ
87年録音のセカンド・アルバムがリマスターされてリイシュー!
現在の世界観にも一本の線で繋がる原点的演奏の数々
偉大なるチャーリー・ヘイデンに捧ぐ・・・


現代最高峰のピアニスト、フレッド・ハーシュの87年録音セカンド・アルバムがリマスターされてリイシューされます。86年にConcord からデビュー作『Horizons』(マーク・ジョンソン、ジョーイ・バロンとのトリオ) をリリースし、2枚目の作品を考えていたところ、84年頃共演したチャーリー・ヘイデンが12月に自宅近くに滞在していることを知り、自らのスタジオで録音したのがこの作品だとのこと。このリイシュー自体もそのチャーリー・ヘイデンに捧げているとのことです。

先日(2015年11月)の来日公演でも、ジャズの伝統に根ざした表現と個性を発揮し、繊細な演奏で観客を魅了したフレッド・ハーシュ。本作は、32歳の頃(現在60歳) のもので、ビル・エヴァンスからの影響も今よりちょっと濃いもの。ピアノの音数も今よりも少し多めで、若さも感じる演奏。しかし、この時分の演奏と今の演奏はしっかりと結びつき、一本の線で結ばれています。みずみずしくメロディアスな演奏は詩的で、どこを切り取っても美しいセンスがみなぎるもの。トリオとしての即興も自由自在。しかし、そうした音的なもののみならず、楽曲やスタイルにも今につながるものがはっきりとあります。尊敬してやまないオーネット・コールマンの楽曲の演奏や、いくつかのスタンダード曲は、今現在も演奏し続ける曲(M1.3.4は今回の来日公演でも演奏していました)。また、アーティストの個性の内面を訪ねて描き上げるコンポジションにも、現在につながるものがあり(M7の「Child's Song」はチャーリー・ヘイデンに捧げた曲)、世界観は、昔も今もまったく変わらないものを感じます。つまり、この時点から、曲や演奏する人の魅力に真摯に向かいあい、ピアノを奏でるアーティストの姿がここには記録されているのです。

ちなみに、フレッド・ハーシュ自身、今回のリマスタリング・リリースにあたって、あらためて本作を聴き「この頃もなかなかいいじゃないか」と思ったのだとか。ジャズ語法を研究し続け、表現を極め、今や自然にして超然と、唯一無二の世界を創り上げているアーティストの原点的作品。注目のリリースです!

Fred Hersch (p)
Charlie Haden (b)
Joey Baron (ds)

収録曲   

  • 01. I Have Dreamed (5:27)
  • 02. Enfant (6:27)
  • 03. The Peacocks (7:10)
  • 04. What Is This Thing Called Love? (5:10)
  • 05. Sarabande (5:37)
  • 06. This Heart of Mine (5:28)
  • 07. Child's Song (4:30)
  • 08. Blue In Green (4:46)
  • 09. Cadences (5:01)

ユーザーレビュー

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人物・団体紹介

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Fred Hersch

1955年オハイオ州シンシナティ生まれ。その卓越したピアノ技法と、類い稀なる耀くアイデアで創造される独自のスタイルで、ピアノの詩人などと評されている。1980年代以降のピアニストの中で、最もエヴァンスイズムを受け継いだと言われる。

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