ノルウェー屈指のギター奏者
エーリク・オールセンの新録音!
ノルウェーのギタリスト、タイン=エーリク・オールセン[1953-]は、ベルゲンのグリーグ・アカデミーの教授を務め、ソリスト、室内楽奏者として活動しています。『SEONVEH』は、ブローウェル、ヴィラ=ロボス、コシュキンの協奏曲を集めた2014年の『ハバナ、リオ、モスクワ』(PSC1313)につづく新作。ノルウェーの作曲家ヴォスレフが1966年から2011年にかけて作曲したギターのための音楽が4曲演奏されます。
シェティル・ヴォスレフは、作曲家ハーラル・セーヴェルーを父にベルゲンに生まれ、特定の作曲技法やスタイルに固執することなく、幅広いジャンルに多くの作品を発表し、今日ノルウェーでもっとも尊敬される作曲家のひとりとれています。「悲しげな歌」「詩」「鳥のさえずり」「マーチ」など、多彩な表情をもつ5つの楽章から構成された『ギター五重奏曲』。ヴォスレフが「作曲者の夢」とまで言うオールセン、ヴィンデネス、ハウグランのトリオのために作曲し、3人の名前のイニシャルを曲名に採った『SEONVEH』は、クラシカル・ギターの限界に挑んだ色彩的な音楽。「ロマンティックな楽器」フルートとギターの「恋愛」をイメージしたという『二重協奏曲』。ギターという楽器の音色、テクスチュア、表現の可能性を探る『6弦のための6つの小品』が収録されています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
ヴォスレフ:
1. ギター五重奏曲 (2004)
2. SEONVEH (2011)〜3つのギターのための
3. フルート、ギターと弦楽オーケストラのための二重協奏曲 (1977)
4. 6弦のための6つの小品 (1966)
スタイン=エーリク・オールセン(ギター)
エリセ・ボートネス(ヴァイオリン:1)
ダニエル・ダルノキ(ヴァイオリン:1)
イーダ・ブリューン(ヴィオラ:1)
トールン・スターヴセング(チェロ:1)
エギル・ハウグラン(ギター:2)
ニョル・ヴィンデネス(ギター:2)
グロー・スキプステード・サンヴィーク(フルート:3)
ノルウェー室内管弦楽団(3)
クリスチャン・エッゲン(指揮:3)
録音時期:2014年10月1-4日(1,3)、2014年6月9-11日(2,4)
録音場所:ベールム、ロンメダーレン教会(1,3) ヴァクスダール、ヴァクスダール教会(2,4)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)