CD 輸入盤

ピラール・ローレンガー RIAS録音集(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AU21420
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベルリンで絶大な人気を誇ったスペインのソプラノ
ピラール・ローレンガーの若き日の録音!


ピラール・ローレンガー[1929-1996]は、スペイン、アラゴン州サラゴサ生まれのソプラノ。1958年、ベルリン・ドイツ・オペラと契約し、1960〜1970年代、この劇場の看板歌手として活躍しました。ことにロリン・マゼール時代(1965〜1971)には、ローレンガーとマゼールによるオペラはたいへんな人気を博しました。
 ここに収録されているのはローレンガーがベルリンを拠点とした初期の録音です。元々美声のローレンガーですが、30歳そこそこという若さのローレンガーの声は実に瑞々しく、しかもまだ素朴さを残していて、なんとも言えない魅力があります。アリアや歌曲の他、お得意のスペイン歌曲を多数収録。後年に録音があるものが大半ですが、ベッリーニ『ノルマ』の「清らかな女神よ」 のようにこれが唯一の録音と思われるものも含みます。ちなみにこの「清らかな女神よ」は楽譜にはないハープが活躍する珍しい演奏です。
 名匠アルトゥール・ローターや、ドイツの偉大なギタリスト、ジークフリート・ベーレントなどが伴奏を務めているのも注目です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ベッリーニ:『ノルマ』〜清らかな女神よ
・プッチーニ:『トゥーランドット』〜ご主人様、お聞きください
 ベルリン放送交響楽団、RIAS室内合唱団
 アルトゥール・ローター(指揮)
 録音:1959年3月2日、シーメンスヴィラ

・ヘンデル:『エジプトのジューリオ・チェーザレ』〜私の運命に涙するでしょう
・グラナドス:『ゴイェスカス』〜マハと夜鶯
 ベルリン放送交響楽団
 アルトゥール・ローター(指揮)
 録音:1959年3月24日、シーメンスヴィラ

・プッチーニ:『蝶々夫人』〜ある日見ることでしょう
・プッチーニ:『ボエーム』〜私はミミと呼ばれています
・A.スカルラッティ:すみれ
 ベルリン放送交響楽団
 アルトゥール・ローター(指揮)
 録音:1960年2月16日、シーメンスヴィラ

・モーツァルト:『魔笛』〜私には感じられる
・モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』〜ひどい人ですって
・ヴェルディ:『エルナーニ』〜エルナーニ、私を奪い去って
・ヴェルディ:『椿姫』〜不思議だわ
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 フェルディナンド・リヴァ(指揮)
 録音:1961年4月11日、ベルリン高等音楽院

・ロドリーゴ:4つの愛のマドリガル
 RIAS管弦楽団
 フリート・ヴァルター(指揮)
 録音:1961年11月1日、シーメンスヴィラ

・ニン:20のスペイン民謡より(アストゥリアスの女/ムルシアの布)
・レオス:三連の歌曲(ガルシア・ロルカの詩による)
・グリーディ:カスティーリャの6つの歌より(お前のハシバミの実はほしくない/私にどう思ってほしいの/サン・フアンの朝)
・グラナドス:昔風のスペインの歌曲集より(控えめなマホ/トラララと爪弾き/マハの流し目)
・トルドラ:6つの歌より(母さん、一対の目が/小唄/君を知ってから)
 ヘルタ・クルースト(ピアノ)
 録音:1960年1月27日、RIAS放送局

・ヴェルディ:ジプシー女
・ヴェルディ:星に
・ヴェルディ:ストルネッロ
・ヴェルディ:煙突掃除夫
・ヴェルディ:私は平安を失い
・ベッリーニ:フィリデの悲しげな姿
・モーツァルト:満足 K.349
・モーツァルト:おいで、いとしのツィターよ K.351
・モーツァルト:子供の遊び K.598
・モーツァルト:静けさは微笑みながら K.152
 ヘルタ・クルースト(ピアノ)
 録音:1962年12月28日、シーメンスヴィラ

・ヘンデル:カンタータ『決して心変わりせず』 HWV140
・不詳:三人のムーアの娘たちが
・ミラルテ:私の髪の影に
・ダサ:アンティオコスは病気だった
・ベルムド:ネロはタルペイヤから
・ナルヴァエス:何を使って洗いましょう
・ヴァスケス:ポプラの林から
・ムダラ:ダビデ王は悲しんだ
・ルイス・デ・ミラーン:ドゥランダルテ
・ピサドール:ドン・サンチョ王よご用心
・ピサドール:サン・フアンの朝
 ヴァルデラバーノ:ああ、なんてこと
 ジークフリート・ベーレント(ギター)
 リヒャルト・クレム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 録音:1960年10月5日、RIAS放送局

・9つのスペイン古謡とロマンセ(ソロンゴ/三枚の葉/チニータスのカフェ/トランプの王様/アンダ・ハレオ/四人のラバひき/ドン・ボイソのロマンセ/かわいい巡礼たち/ラ・タララ)
 ジークフリート・ベーレント(ギター)
 録音:1959年12月21日、RIAS放送局


 ピラール・ローレンガー(ソプラノ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Casta Diva
  • 02. Signore Ascolta
  • 03. Pianger la Sorte Mia
  • 04. La Maya y El Ruiseor
  • 05. Un Bel D Vedremo
  • 06. Mi Chiamano Mimi
  • 07. Le Violette
  • 08. Ach, Ich FHL's
  • 09. Crudele
  • 10. Ernani, Involiami
  • 11. E Strano

ディスク   2

  • 01. Con Qu la Lavar?
  • 02. Vos Me Matsteis, Nia en Cabello
  • 03. De Dnde Vens, Amore?
  • 04. De los lamos Vengo, Madre
  • 05. Asturiana
  • 06. El Pao Murciano
  • 07. Por El Aire Van los Suspiros de Mi Amante
  • 08. De Cdiz a Gibraltar Que Buen Caminito
  • 09. A la Flor, a la Pitiflor
  • 10. No Quiero Tus Avellanas
  • 11. Cmo Quieras Que Adivine
  • 12. Maanita de San Juan
  • 13. El Majo Discreto
  • 14. El Tra la la y El Punteado
  • 15. El Mirar de la Maja
  • 16. Madre, Unos Ojuelos VI
  • 17. Cantarcillo
  • 18. Despus Que Te Conoci
  • 19. La Zingara
  • 20. Ad Una Stella
  • 21. Stornello
  • 22. Lo Spazzacamino
  • 23. Perduta Ho la Pace

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ローレンガーというとデッカへの60年代後半...

投稿日:2014/09/12 (金)

ローレンガーというとデッカへの60年代後半以降の録音が知られているが、先日EMIエレクトローラから出たヴンダーリヒのオペラ・ハイライト臭での歌唱が実に魅力的で、この人の全盛期は60年代前半ではないかと思っていたところにこのセットが出た。折り目正しく清廉な歌唱はシュターダーを思わせるところがあるが、一方でプッチーニやベッリーニとの相性も大変よく、全曲盤がないのが惜しまれる。歌曲では、ベーレントとのデュオが楽しい。お気に入りはガルシア・ロルカ編の「スペインの9つの古謡とロマンツェ」。モノーラルながらスタジオ録音が大半で音質もよい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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