パヌフニク, アンジェイ(1914-1991)

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SACD 輸入盤

リフレクションズ〜アンジェイ&ロクサナ・パヌフニク:ピアノ作品集 クレア・ハモンド

パヌフニク, アンジェイ(1914-1991)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2003
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

パヌフニク父娘のピアノ曲をイギリス期待の若手が見事に披露

SACDハイブリッド盤。2014年に生誕百年を迎えるアンジェイ・パヌフニク[1914-1991]は、ルトスワフスキ、セロツキと並ぶ20世紀ポーランド音楽史の巨星。1954年に英国へ亡命し、この地で音楽活動を行なったものの、終生故国とその文化への愛着を断ち切らずにいました。近年では美人作曲家ロクサナ・パヌフニクの父としても知られています。パヌフニクのピアノ・アルバムは初登場で大歓迎。
 パヌフニクはピアニストとして、ルトスワフスキの2台のピアノのための『パガニーニの主題による変奏曲』を作曲者とともに世界初演したほどですが、ピアノ曲は意外に少なく、1947年の『12の小練習曲』、1968年の『リフレクションズ』、1984年の『ペンタソナタ』の3作しかありません。いずれも技巧的でダイナミック。
 このアルバムでは、愛娘ロクサナによる、父の作品の編曲もしくは父の精神を受け継いで作ったピアノ曲も収められています。興味深いのは、パヌフニク初期1949年の作で、もともと女声ヴォカリーズとピアノのために書かれ、後にフルートと弦楽オーケストラ用に編曲された『ショパン讃歌』全5曲中3曲のピアノ独奏用編曲。ポーランド民謡に基づき、きびきびとしたマズルカの第4曲などピアノ曲としても非常に魅力的。『祈り』はパヌフニクが未完で残した歌曲をロクサナが完成させ、ピアノ曲にしたもの。死を前にしたパヌフニクの望郷の念と透明な思いが感動的。
 さらに興味深いのは、ロクサナが2003年に作曲し、2006年に改訂した彼女最初のピアノ曲『第2の故郷』。タイトルはもちろんポーランドのことで、ポーランド民謡「森のすみれよ」を主題にした変奏曲となっています。
 演奏は若きイギリスの女性ピアニスト、クレア・ハモンド。イギリスには独特なピアニズムの伝統があるにもかかわらず、若いピアニストがほとんど現れないので非常に貴重。高度な技巧を駆使したフレッシュな演奏を繰り広げています。要注目の逸材と申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・アンジェイ・パヌフニク:12の小練習曲
・アンジェイ・パヌフニク/ロクサナ・パヌフニク編:ショパン讃歌(3曲)
・アンジェイ・パヌフニク:ペンタソナタ (1984)
・アンジェイ&ロクサナ・パヌフニク:祈り
・ロクサナ・パヌフニク:第2の故郷
・ロクサナ・パヌフニク:Glo (2002)
・アンジェイ・パヌフニク:リフレクションズ (1968)

 クレア・ハモンド(ピアノ)

 録音時期:2013年9月
 録音場所:イギリス、ポットン・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

収録曲   

  • 01. Twelve Miniature Studies
  • 02. Hommage Chopin
  • 03. Pentasonata
  • 04. Modlitwa
  • 05. Second Home
  • 06. Glo
  • 07. Reflections

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