オルフ、カール(1895-1982)

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CD 輸入盤

カルミナ・ブラーナ(2台ピアノと打楽器版) ベック&シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭合唱団、エンダー姉妹ピアノ・デュオ、グルービンガー、他

オルフ、カール(1895-1982)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697995112
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オルフ:カルミナ・ブラーナ
2台のピアノと打楽器伴奏版
天才打楽器奏者グルービンガー参加!


カール・オルフの代表作、『カルミナ・ブラーナ』は、1936年、第二次世界大戦直前のドイツで完成されています。ナチ政権のもと、進歩的な音楽は「退廃音楽」として糾弾され、国全体が戦時体制に向けて突き進んでいた時代に示されたその音楽の明快でパワフルなキャラクターと、大編成によるエネルギーの凄さは、初演時から幅広い層に受け入れられ、現在では20世紀クラシック屈指の有名曲として、映画やテレビでもおなじみの存在となっています。
 演奏にあたっては、大編成のオーケストラとコーラスが必要になりますが、1956年にはオルフ自身の要請で、弟子の作曲家ヴィルヘルム・キルマイヤー[1927- ]により、小編成でも演奏ができるようにと、パーカッションと声楽はそのままで、管弦楽のみ2台のピアノに置き換えた室内版への編曲がおこなわれています。
 このヴァージョンの演奏では、管弦楽部分がピアノ2台に変更されてヴォリュームが絞られ、合唱の人数も少なめに編成されるため、変更されなかったパーカッションのパートが相対的に目立つことになり、サウンドそのものはかえって刺激的で迫力を増したように感じられる局面も多くなっています。
 今回のアルバムでは、ドイツで人気のエンダー姉妹によるピアノ・デュオと、来日公演も話題だった天才打楽器奏者のマルティン・グルービンガー率いる「ザ・パーカッシヴ・プラネット・アンサンブル」の参加が注目されるところです。
 指揮のロルフ・ベックは、バンベルク交響合唱団の指揮者を20年以上にわたって務めるなど、ドイツを代表する合唱指揮者として活躍してきた人物で、ジョナサン・ノットの素晴らしいマーラー交響曲第2番でもその手腕は明らかでした。近年は世界各国のオーケストラを指揮する機会も増えてきており、今回の演奏でもその経験が生かされているものと思われます。
 合唱はベックの手兵であるシュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭合唱団で、フェスティヴァルのライヴならではの思い切りの良い歌唱に期待したいところです。(HMV)

【収録情報】
・オルフ:カルミナ・ブラーナ(キルマイヤーによる2台のピアノと打楽器伴奏版)

 シモナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ)
 ベンヤミン・ブルーンス(テノール)
 ドミニク・ケニンガー(バリトン)
 エンダー姉妹ピアノ・デュオ
 マルティン・グルービンガー(パーカッション)
 ザ・パーカッシヴ・プラネット・アンサンブル
 シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭合唱団
 ロルフ・ベック(指揮)

 録音時期:2011年8月6〜7日
 録音場所:ハノーファー、北ドイツ放送局大ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

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