ピュリツァー賞受賞写真全記録

ハル・ビュエル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863131415
ISBN 10 : 4863131410
フォーマット
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
400p

内容詳細

アメリカ国内で前年に発表された優れた報道・作品に授けられる「ピュリツァー賞」。本書では時代を映した第一級の証拠である受賞作品を通して、現代史を一望することができます。世界的に有名で、アメリカで最も権威のある賞を受賞した写真を、賞の創設から最新の受賞作まで紹介。時代背景や撮影データ、撮影時の状況、報道における意義などの解説も満載です。

[収録内容]
第一期(1942-1961年) 大判カメラの初期とピュリツァー賞受賞作品
第二期(1962-1969年) カメラの小型化、ベトナム戦争と公民権運動
第三期(1970-1980年) 新たな賞、特集写真部門の創設
第四期(1981-2002年) カラー写真、デジタル化、女性写真家、アフリカ
第五期(2003-2011年) デジタル革命


【著者紹介】
ハル・ビュエル編 : 元AP通信写真部門責任者。シカゴで育つ。ノースウェスト大学でジャーナリズムを専攻、星条旗新聞社のカメラマンをへて1956年にAP通信社入社。在職中は35カ国を訪れ、20世紀後半の多くの世界的事件の写真報道にかかわった。ジョー・ローゼンタールの写真集“Uncommon Valor,Common Virtue”の編著ほか、5冊の著書がある。写真および写真報道倫理について、広く講演をおこなっている

デービッド・ハルバースタム : 1934‐2007年。アメリカのジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズ紙の記者としてベトナム戦争を取材、これにより1964年にピュリツァー賞を受賞。政治、企業、メディア、戦争などの分野でニュージャーナリズムの旗手として活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • GAKU さん

    1942年の賞の創設から2011年受賞作まで紹介されています。時代背景や撮影データ、撮影時の状況、報道などの解説も掲載されています。戦争、暴動、暗殺、事故等多くは悲惨な写真が多いです。たった1枚の写真が与える感動と、衝撃の大きさを改めて実感しました。特に印象的だったのは、ベトナム戦争での「爆撃からの逃走」、「ナパーム弾から逃げる少女」。この2枚は誰もが目にしたことがあると思います。またスーダンの悲惨な飢餓状況「ハゲワシと少女」。これも多くの方がご存知かと。その他もどれも素晴らしい作品ばかりでした。⇒

  • ヨクト さん

    ジャーナリズムを代表する賞、ピュリツァー賞の70年間の軌跡がここに収められている。時に過激すぎる写真もあるが、それは言葉では表現できない事象を我々に伝える。その写真の背景にある物語、世界が抱える問題、それを浮き彫りにするとともに、日本の平和を噛みしめた。等身大の現実を伝えるジャーナリズムがここにはある。「1977年バンコク路上の暴力」「1985年飢餓」が脳裏に焼き付いて離れない。

  • 風眠 さん

    かつて報道写真は新聞記者からバカにされていた時代があった。まだまだ新聞が文字主流の時代に、写真ごときで何が伝えられるというのか、と言われていたそうだ。しかし写真・映像は言葉以上のものを雄弁に語ってくれる。この写真集は、ただのピュリツァー賞受賞写真集という枠だけにとどまらず、近代史、報道の移り変わり、どのような状況で撮影されたか、受賞者の人物像やその後、など、詳しく記録されている。そこには受賞者の光と影、苦悩と葛藤が細かく書かれていてより胸に迫る。世界には悲しみと憎しみがある一方で、愛も確かにそこにある。

  • tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。 さん

    70年間の世界の歩み

  • 入江 さん

    現実に報道された写真、とはいえR指定が必要かもしれません。特に1994年は凄惨をきわめた写真です。「モガディシオにおけるアメリカ兵の死」、「ワゲワシと少女」…。説明を読んでいて、髪の毛一本も動かすことができず、息苦しさを覚えました。世界史の副読本にすれば歴史の講義に飽きることはないかと。

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