CD 輸入盤

ピアノ作品集 ケフェレック

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MIR096
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

洗練の極み! アンヌ・ケフェレック待望のショパン
意外にも濃厚なケフェレックの音楽に注目!


フランスを代表する女流ピアニスト、アンヌ・ケフェレック待望のショパン・アルバムが発売されます。
 叙情的で艶やかな魅力に溢れたショパンの作品を、ケフェレックの知性的で洗練されたピアニズムが繊細に紡ぎだします。ショパンの複雑で苦悶に満ちた音楽、幸福な思い出を想起させるような音楽、ケフェレックが描く鮮やかな色彩の渦に惹きこまれ、どっぷりとショパンの魅力に浸るこができます。
 特に2009年のリサイタルでも評判の高かったショパン円熟期の傑作、バラード第4番は必聴。ケフェレックの意外にも濃厚な表現がぴったりと合い、美しい旋律線が浮かび上がり絶美。
 曲目はショパンの祖国の記憶を読み解くプログラミング。第1曲目のポロネーズ変ロ長調KK.IV/1はショパンが7歳の時の作品。この作品の中にも確実にショパンの魂は存在し、祖国ポーランドへの想いが含まれています。そしてショパンの故国への記憶は最後のマズルカまで彼を悩まし続けました。
 このアルバムはピアノ作品を通して、ショパンの失われた時代、土地を探し求める1枚となっています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ショパン:
・ポロネーズ 変ロ長調KK.IV/1(1817)
・ポロネーズ ト短調S1/1(1817)
・ポロネーズ 変イ長調KK.IV/ a 2(1821)
・マズルカ 変イ長調Op.7-4(1824)
・ポロネーズ ヘ短調Op.71-3(1828)
・ソステヌート 変ホ長調(1840)
・カンタービレ 変ロ長調(1834)
・ノクターン 嬰ハ短調 遺作(1830)
・幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66(1834)
・ワルツ ヘ短調 Op.70-2(1841)
・マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3(1841-1842)
・子守歌 変ニ長調Op.57(1843)
・舟歌 嬰ヘ長調Op.60(1845-1846)
・スケルツォ第4番 ホ長調Op.54(1842)
・ワルツ イ短調KK.IVb/11,P2/11
・バラード第4番 ヘ短調Op.52(1842)
・マズルカ イ短調Op.67-4(1848)
 アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

 録音時期:2009年11月
 録音場所:フランス、リモージュ
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. Polonaise in B Flat Major, KK Iv/1
  • 02. Polonaise in G Minor, S 1/1
  • 03. Polonaise in a Flat Major, KK Iv/A2
  • 04. Mazurka in a Flat Major, Op. 7, No. 4
  • 05. Polonaise in F Minor, Op. 71, No. 3
  • 06. Sostenuto in E Flat Major
  • 07. Cantabile in B Flat Major
  • 08. Nocturne in C Sharp Minor, Op. Posth
  • 09. Fantaisie-Impromptu in C Sharp Minor, Op. 66
  • 10. Valse in F Minor, Op. 70, No. 2
  • 11. Mazurka in C Sharp Minor, Op. 50, No. 3
  • 12. Berceuse in D Flat Major, Op. 57
  • 13. Barcarolle in F Sharp Major, Op. 60
  • 14. Scherzo No. 4 in E Major, Op. 54
  • 15. Valse in a Minor, KK Iv, B/11, P 2/11
  • 16. Ballade No. 4 in F Minor, Op. 52
  • 17. Mazurka in a Minor, Op. 67, No. 4

ユーザーレビュー

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最高のショパン・アンソロジーを聴いた ワ...

投稿日:2017/04/23 (日)

最高のショパン・アンソロジーを聴いた ワーズワースの「序曲」を読了した後に湧き出た情趣を思い出していた まだ歩みだしたばかりなのに一生の意味と価値を自覚している青年の心境と言おうか 天才は自己の生が辿る道程を予感して歩き出す ショパンもその一人だった ケフェレックは17曲をほぼ作曲年を追って演奏していく 7歳から38歳までを音楽で辿っていく それはショパンの人生そのものであり運命の軌跡である 全曲は二つの部に分けてクライマックスを演出している 前半は9曲目「幻想即興曲」で締める ショパン30歳までだが 大方は24歳までの作品でポロネーズ へ短調 Op.71-3とノクターン 嬰ハ短調 遺作が柱だ 後半は30代のショパン作品が占める ジョルジュ・サンドとの生活から生まれた音楽でもある ワルツで始まってマズルカへ 最後もワルツ-マズルカで締めくくる 子守唄 舟歌を挟むも柱はスケルツォ第4番 ホ長調 Op.54とバラード第4番 へ短調 Op.67-4だ これはケフェレックのショパンが描いた夢とその挫折への追想であり評価である ケフェレックのピアノは凛として語りかける 何が歌いたかったのか明白だ 慈しみの奥に慟哭が隠れている 見事な一枚だ わたしのようなピアニスト嫌いが推薦しなければいけないほど放ったらかしにされている(思い過ごしならいいが) ひとりでも多くの人に聴かれますように  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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2010年はショパンイヤーということで,やた...

投稿日:2010/12/30 (木)

2010年はショパンイヤーということで,やたらとショパンのディスクを買いまくった私ですが,年末ぎりぎりに手に入れたこの盤,本当にすばらしい内容でした.コロリオフのマズルカとか,ハフの後期作品集とか,アリス=紗良・オットのワルツとか,シウィタワのフォルテピアノを弾いたプレリュードとか,どれも良かったのですが,このケフェレックが私的にはショパンイヤーのベストディスクです.超一流の演奏家の円熟期の名演奏がこれ以上ない形で理想的に収録されたディスクです.Mirareというレーベル,シュー・シャオ・メイのハイドンを持っていて,なかなか気に入っているのですが,アーティストを尊重する良いレーベルなのでしょう.このケフェレック盤も録音が半端でなくすばらしいです.優秀なエンジニアがしっかり時間をかけて良い仕事をしている感じです.柔らかい音にチューニングされたピアノで,全体にゆったりしたショパンですが,どの曲もケフェレックとして100パーセント練り尽くされた演奏で,ながら聴きでかけていても,スピーカーの前に腰を下ろしてじっくり聴入ってしまいました.全曲見事な出来栄えですが,とくに子守歌が最高です.長く売れ続けて,多くの人に聴いてもらいたい名盤です.

kamescian さん | 神奈川県 | 不明

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ケフェレックのショパンと言うと、昔エラー...

投稿日:2010/03/29 (月)

ケフェレックのショパンと言うと、昔エラートに残していまだ廃盤のスケルツォと即興曲の瑞々しい演奏がまだ印象に残っているが、ここに展開されるの演奏は、その小股の切れあがった瑞々しさは残しながら、昔の水っぽさは解消した秀演だ。特に、ショパン幼少期の作品は他と比べても秀逸な気がする。

ぬぬぬ さん | 不明 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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