CD

リスト:超絶技巧練習曲 ヴラディーミル・アシュケナージ

リスト(1811-1886)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCL4515
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

アシュケナージ初期の代表盤とも言える1枚であり、彼の卓越したテクニックを存分に味わえる。しかし、たんに表面的な派手さで押しているのではなく内面的アプローチも見出せる。(1)は全12曲からの7曲の抜萃、「ゴルチャコフ…」は珍しいレパートリー。(原)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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この録音の特徴は何と言っても当時のピアノ...

投稿日:2012/02/15 (水)

この録音の特徴は何と言っても当時のピアノ録音の常識を覆した圧倒的な低域のダイナミクス、弦の振動が見えるような生々しく、ハンマーアクションのノイズまで聴き取れる超リアルな高解像度、真珠のような高貴でマットな輝きを放つ高域のトーン、実大のコンサートグランドの大きさを伝える絶妙な距離感とナチュラルなホールレゾナンスである。エンジニアは新鋭のコリン・ムーアフットだが、このリスト録音に先だって同会場で収録されたベートーヴェンソナタがK・ウィルキンソンによるものであることを考え合わせると、この文字通りの超絶録音はムーアフットが師匠ウィルキンソンの教えに忠実に従ってマイクをセッティングした成果であることは明らかだ。もちろん現代においてもこれを凌駕する録音は未だ一枚も無いといっても過言ではない。そしてアシュケナージの演奏がまたテクニック、表現力共に素晴らしく、間違いなく彼のベストフォームを示している。驚異的な指の廻り、香り立つような美音、圧倒的なダイナミックレンジ、濁りのないペダリングに加え、不自然なアクセル、ブレーキとは無縁の堂々たるインテンポはまさに巨匠的であり、この曲集のスコアイメージを正確に聴き手に伝える唯一の演奏である。惜しむらくは全集でないこととリマスタリングがいまいちであることだ。抜粋版とはいえ、せめてマゼッパと雪かきだけでもいいから録音して欲しかったし、これほどの名盤が過去に96-24でリマスタリングされていないことは大いに疑問が残る。ユニバーサルにはSACD-SHMでの再発を強く望むものである。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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「超絶技巧練習曲」が叩き売りのようにレコ...

投稿日:2010/08/08 (日)

「超絶技巧練習曲」が叩き売りのようにレコーディングされている。しかし全世界を圧倒させたベルマンの快演に匹敵するようなスケールの大きな演奏にはついぞ出会えない。さてこのアシュケナージ。非常にレパートリーの広いアシュケナージだが、リストはこの1枚だけか?しかも「超絶技巧練習曲」は抜粋。「鬼火」の中間部、アシュケナージは半音階的下降をベルマンが避けた和音を選択している。このとき全曲録音してくれていたら、とかえすがえす残念だ。それほど素晴らしい演奏だ。

古楽器奏者 さん | 東京都 | 不明

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プロコフィエフを汚い音で叩きつけるように...

投稿日:2010/05/29 (土)

プロコフィエフを汚い音で叩きつけるように弾くピアニストはたくさん居るが、このように美音で演奏してくれるピアニストはなかなか居ない。超絶もプロコも旧EMI盤も名演だったが、これはこれで、素晴らしい。

ポン太 さん | Tokyo | 不明

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