『プロメテオ－聴く悲劇』　アンサンブル・ルシェルシュ（２ＳＡＣＤ）

評価 : 5.0

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基本情報

ジャンル

クラシック

カタログNo

WWE20605

組み枚数

レーベル

Col Legno

発売国

Europe

フォーマット

SACD

その他

ハイブリッド,輸入盤

商品説明

現代音楽ファン待望のリリース！
ノーノ晩年の大作「プロメテオ」がSACDで発売！

※ノーノの集大成的、晩年の大作オペラ「プロメテオ」全曲のCDついに本邦初登場。かつて秋吉台国際芸術村で日本初演されたこともあります。コンピュータ処理された電子音響と合唱、ソリスト、オーケストラが動員され、予め録音した楽器音をコンピュータで変調させ、ライヴでもとの楽器と混ぜ合わせるなど、凝った処理がなされていいます。演奏される空間の音響、反響も作品の要素として計算されているため、CDでどこまで再現できるかが問題になってきましたが、SACDハイブリッドの登場により、ノーノが精魂を注ぎ込んだ大作が極めて臨場感のある理想的なサウンドで再生可能となりました。83ページにわたる解説、115ページにわたるリブレットつき。待望の世界初リリース。

ルイージ・ノーノ：
・『プロメテオ－聴く悲劇』 (1984/85)

　ペーター・ヒルシュ（第１指揮）
　クヮメ・リャン（第２指揮）
　アンサンブル・ルシェルシュ
　フライブルク・ゾリステン合唱団
　フライブルク・フィルハーモニー管弦楽団ソリスト・アンサンブル
　SWRバーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団ソリスト・アンサンブル
　SWRフライブルク・ハインリヒ・シュトローベル実験スタジオ

　録音：2003年5月16～18日、フライブルク・コンツェルトハウス

　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲

ディスク 1

Luigi Nono [1924-1990]

01． Prometeo - Tragedia dell'ascolto

ディスク 2

01． Prometeo - Tragedia dell'ascolto

ユーザーレビュー

総合評価

5.0

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ノーノ晩年の重要作の新録音．＜聴く悲劇＞...

投稿日：2007/12/25 (火)

ノーノ晩年の重要作の新録音．＜聴く悲劇＞とは、伝統的なオペラと異なり舞台や役者はなく、ホール内に散在したアンサンブルと断片化されたテクストから、聴き手の想像力の内で未完の物語が生成する、というコンセプト．ノーノのエレクトロニクス作品の中でも大編成を要する部類で、録音も難しかろうと思うのだが、ニ群のオーケストラの鋭い掛け合いやソロ、リング変調の様子など、すべてが非常にクリアに捉えられていて文句のつけようがない．ただ、見通しの良さと反比例して凄みは減じ、結局そこまでの書法だったということなのか...．

un portrait さん | 東京都 | 不明

『プロメテオ－聴く悲劇』 アンサンブル・ルシェルシュ（２ＳＡＣＤ）

ノーノ、ルイジ（1924-1990）