虚構推理短編集 岩永琴子の密室 講談社タイガ

城平京

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065308714
ISBN 10 : 4065308712
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

一代で飛島家を政財界の華に押し上げた女傑・飛島龍子は常に黒いベールを纏っている。その孫・椿の前に現れはじめた使用人の幽霊が黙示する、老女の驚愕の過去とは―「飛島家の殺人」あっけなく解決した首吊り自殺偽装殺人事件の裏には、ささやかで儚い恋物語が存在して―「かくてあらかじめ失われ…」九郎と琴子が開く“密室”の中身は救済か、それとも破滅か。

【著者紹介】
城平京 : 第8回鮎川哲也賞最終候補作『名探偵に薔薇を』(創元推理文庫)でデビュー。2012年『虚構推理 鋼人七瀬』(講談社ノベルス/講談社タイガ)で、第12回本格ミステリ大賞を受賞。同作は漫画化しベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雪紫 さん

    月マガで一部既読(あれ、岩永ロボ抜けてる?)。「密室に愛と憎悪を閉じ込めて。(帯より)」疑われるのが怖くて現場いじってドツボにはまるのは、ミステリあるある。でもいじったのは幽霊や妖怪で・・・犯人ハチャメチャ大混乱(まほプリOP風に)。いやはや、まともな密室やる訳ないと思ってたけどここまでやられるとは・・・でも好き(苦笑)。今回のベスト「飛島家の殺人」はあまり怪異関係ないのに一番らしい話でお孫さんと気分がシンクロ・・・漫画に出るのが今から楽しみ。しかし、岩永や九郎先輩より六花さんがまともなのでは(今頃?)。

  • ネムコ さん

    今回も楽しかった♪ 妖怪“密室開き”には笑った。密室を作って自殺に見せかけたりアリバイを作るつもりが、壁抜けができたり、隙間から部屋にはいれる妖怪が中からバーン!と扉を開け放ってしまい、後でそれを知った犯人が混乱する様を楽しむというのが流行るって…そりゃ、面白そうだけど(笑) 九郎クンは琴子を相談者の元に運ぶ運転手もやらされていたし、仲良くやっているようです。アニメもシーズン2がやっているし、まだまだ楽しめそうですv

  • こも 零細企業営業 さん

    この本を読了したいま。密室と聞くと笑ってしまう。最初は密室殺人をされた被害者が幽霊となり執念でトリックを崩し。それを見た犯人が凄い顔をして爆笑したのが原因だった。その後、妖達は完全犯罪の密室殺人を全て見届け。そのトリックを崩し、完全犯罪だとニヤニヤしている犯人が、トリックが崩れてるのを発見して愕然とする顔を見て爆笑する。そんな事に心血を注ぐ事が流行。止めないと九郎と六花をけしかけるぞと岩永のおひいさまに言われ。それでも面白いからやめられない妖達は、ついやってしまう。そして、トラブルが起こると相談してくる。

  • よしぱん さん

    ★3 密室をテーマにした岩永琴子シリーズの短編集。@自殺に見せかけて妻を密室殺人したのにA雨宿りで入ったお好み焼き屋にてB密室殺人を妖怪が崩したのに犯人は喜んだのはなぜC血まみれカラーコーンが毎晩訪ねて来て困るD元財界の女傑、夫が死んでからずっと黒いベールを纏い。せっかく仕立てた密室殺人を妖怪が面白がって密室じゃなくしちゃう、てのがユニーク。わけわからない状態を妖怪や幽霊のせいにして納得する、て主張もその通りですな。

  • うまる さん

    シリーズ6冊目。どれも楽しかった〜。いきなり文庫でコスパ最強♪城平京♪いつ読むか?今日♪ ということで、一番好きなのは3話目です。事前に提示した、妖怪たちのあるムーブメント。これを活かした展開が面白いのはもちろん、その後にわかる人間関係の部分にやられました。予想していた事を肯定され、否定され、さらに事実の上乗せ…。めっちゃ踊らされてしまいました。六花さんとの掛け合いも良い。最終話は、堂々巡りになるような選択肢で終わる所が好きです。あと落語回のサゲも好き。好きが詰まった1冊。

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城平京

第8回鮎川哲也賞最終候補作『名探偵に薔薇を』(創元推理文庫)でデビュー。2012年『虚構推理 鋼人七瀬』(講談社ノベルス/講談社タイガ)で、第12回本格ミステリ大賞を受賞。同作は漫画化しベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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