虚構推理 18 月刊マガジンKC

片瀬茶柴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065294666
ISBN 10 : 4065294665
フォーマット
出版社
発売日
2022年11月16日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
城平京 ,  
追加情報
:
18

内容詳細

白倉半兵衛と雪女はいかにして出会い、いかにして死んだのか。岩永琴子が用意したのは一つの“嘘”と、一つの“真実”だった――【幻の秘剣を巡る江戸剣客ミステリ「雪女を斬る」、終幕まで一挙収録!!】

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読書メーターレビュー

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  • 雪紫 さん

    (※これは伝奇ミステリです)。コミカライズ版「雪女を斬る」完結!まるで少年漫画のようだ・・・。儚さ、切なさ、愛しさ、すべてがこの迫力と雪の中に詰まってる・・・。おまけ過去編は和む。来年のアニメは雪女編確定だし、やっぱりここまでやって欲しいわ・・・(でも「スリーピング・マーダー」もやって欲しいし、そうなると尺があああ!!)。

  • どんぐり@京都の何処かで さん

    時代考証等は分かりませんが、推理ロジックとして破綻なくドラマチックに短命種である人間の侍と、長命種である雪女の感情の機微を描き切り、原作者付のコミックの醍醐味を味合わせてくれた。何故雪女の姉は死ななければならなかったのか。何故半兵衛はあの日、あの場所で死んだのか、殺されたのか。美しい想いの果てにあったしずり雪の完成と、わずかな事実のみで、半兵衛一人ではしずり雪完成には至らなかったと看過した琴子の恐ろしさ。 ただ今巻は刀を振るう二人の所作に心奪われた。プロの漫画家さんって本当にすごい。

  • 陸抗 さん

    雪女の存在を隠した虚構の、辻褄は合うけどとことん悪役に落ちてしまった半兵衛と、雪女が存在した真実とのギャップにやられてしまった。悲恋だった。何処までも大切なものを守るためだけに生きていた、あの人に惹かれた。今回は言いくるめなかったのは、多少なりとも覚えていて欲しかったからかしら。

  • ほたる さん

    雪女を斬る編完結。やっぱり最高だった。特に絵で見せる部分が非常に良いね……半兵衛の想いが表に出てくるシーンは本当に苦しくて胸が痛い。「ゆきおんな」となぜ発言して亡くなったのか、とても良いホワイダニット。食い意地張ってる妹もまた面白い。

  • にぃと さん

    「雪女を斬る」編解決まで。半兵衛と雪女の日々、雪女と離れてからの日々が半分以上で、彼がそういう結論に至ったもの仕方ない、と思えるほど。おまけマンガを読んでいると半兵衛は彼なりに楽しく充実した生き方をしていた感じだが、それでも心に想いを抱えていたんだろうと思う。分量的にも丁度いいくらいで楽しめた。しかし雪女は姉妹どちらも美人さんで、半兵衛も顔がいいのでこの巻は華やかだし読んでて楽しい。

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