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Chopin.Liszt: Piano Concerto No.1

Chopin (1810-1849)

User Review :4.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG1332
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

来日記念盤 特別価格 新録音
ユンディ初の協奏曲アルバムが遂に登場!

ユンディ・リ/ショパン&リスト:ピアノ協奏曲第1番

2000年第14回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者、ユンディ・リ待望のショパンのピアノ協奏曲第1番です。カップリングはリストの協奏曲第1番で、まさにロマンを代表する黄金の組み合わせとなっています。ショパン・コンクール優勝以来、着実な歩みを続ける人気・実力共に抜群のユンディ・リの詩情と情熱溢れる演奏は、6年前のショパンコンクールでの危うさは全く無く、作品への強い愛着と自信、決然とした思いのたけを持ち前の清潔感ある音色で演奏されているのがとても印象的です。リストの協奏曲では非常に思慮深く、オペラにも精通するような歌心と多彩な変化をもって、丹念に演奏されています。アルゲリッチ、シフラ、ベレゾフスキーのようなドラマティックでガッツリ心を捕まれる演奏とは類を異にし、宝石を音楽の上に流したような美しさで我々を魅了してくれます。ショパンは、心からの敬愛と、深い共感が得られる素晴らしい演奏です。どこまでも自然で、無理を一切感じさせないユンディ・リのショパンを、ぜひ堪能してみてください。

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2000年のショパン国際ピアノコンクールにお...

投稿日:2012/07/14 (土)

2000年のショパン国際ピアノコンクールにおいてブーニン以来15年ぶりに優勝を果たしたユンディ・リは私が現役時代社用で出張し仕事の方はともかくあの四川鍋や白酒で記憶に残っている中国四川省重慶出身ということで何となく身近なピアニストです。本盤はその彼が2006年24歳の時に収録したショパン・ピアノ協奏曲第1番(タイム@19’18A9’33B9’39)とリスト・ピアノ協奏曲(同@5’05A4’33B4’01C4’13)の定番カップリング盤でバックはA.デイヴィス(当時62歳)/PHOが受け持っています。先ずショパンの方の第1楽章出だし、オーケストラは大層に構えずスタートしつつ切羽詰ったムードも噛ませて運んで行きます。そしてピアノの登場なのですが一つ一つの音粒立ちが素晴らしく、そうかと言ってこの中国の若獅子(「中国のキムタク」とも一時呼ばれました?)の卓越的なテクニックを押し付けるわけでもなくむしろ淡々に進めている印象すら持つ向きもあるでしょう。第2楽章は流石繊細な抒情的表現が駆使され、実に詩情豊かにこの楽章の持つリリシズムを歌い上げています。最終楽章はややテンポは速めで頂点に向けて畳み掛けていくような強靭な打鍵は前楽章との対比感が楽しめます。リストの方でも物々しくならず全体としてスマートというか剛柔バランスのとれた演奏となっているのはバックサポートの安定の良さというか指揮者の「そつの無さ」に負う処が大きいとは思いました(PHOの無難さはもうトレード・マークみたいに私は受け取っています)。そうしたバックに超絶テクニックが映えた結果に?・・・・クリアな音色も素晴らしい優秀な録音ですよ。そうしたユンディ・リも今年30歳、レコーディングを含めた今後の演奏活動が一層注目されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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2000年のショパン国際ピアノコンクールにお...

投稿日:2012/07/13 (金)

2000年のショパン国際ピアノコンクールにおいてブーニン以来15年ぶりに優勝を果たしたユンディ・リは私が現役時代社用で出張し仕事の方はともかくあの四川鍋や白酒で記憶に残っている中国四川省重慶出身ということで何となく身近なピアニストです。本盤はその彼が2006年24歳の時に収録したショパン・ピアノ協奏曲第1番(タイム@19’18A9’33B9’39)とリスト・ピアノ協奏曲(同@5’05A4’33B4’01C4’13)の定番カップリング盤でバックはA.デイヴィス(当時62歳)/PHOが受け持っています。先ずショパンの方の第1楽章出だし、オーケストラは大層に構えずスタートしつつ切羽詰ったムードも噛ませて運んで行きます。そしてピアノの登場なのですが一つ一つの音粒立ちが素晴らしく、そうかと言ってこの中国の若獅子(「中国のキムタク」とも一時呼ばれました?)の卓越的なテクニックを押し付けるわけでもなくむしろ淡々に進めている印象すら持つ向きもあるでしょう。第2楽章は流石繊細な抒情的表現が駆使され、実に詩情豊かにこの楽章の持つリリシズムを歌い上げています。最終楽章はややテンポは速めで頂点に向けて畳み掛けていくような強靭な打鍵は前楽章との対比感が楽しめます。リストの方でも物々しくならず全体としてスマートというか剛柔バランスのとれた演奏となっているのはバックサポートの安定の良さというか指揮者の「そつの無さ」に負う処が大きいとは思いました(PHOの無難さはもうトレード・マークみたいに私は受け取っています)。そうしたバックに超絶テクニックが映えた結果に?・・・・クリアな音色も素晴らしい優秀な録音ですよ。そうしたユンディ・リも今年30歳、レコーディングを含めた今後の演奏活動が一層注目されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ユンディ・リは指の分離がいいのだろう。一...

投稿日:2011/12/12 (月)

ユンディ・リは指の分離がいいのだろう。一つ一つの音がの音の粒立ちが素晴らしい。タッチも軽すぎず、重すぎず、聴いていてとても快い。 その粒立ちのいい音で奏でられたリストは実に華麗だ。迫力もあるし、叙情的表現が求められる部分では、持ち前のリリシズムを発揮している。 そのリリシズムはショパンの方でより光っているのではないか。 ユンディ・リの最大の魅力はこの、音の粒立ちのよさと、リリシズムにあると思う。

静流 さん | 福岡県 | 不明

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