蝮の舌

うかみ綾乃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778037482
ISBN 10 : 4778037480
フォーマット
発行年月
2012年07月
日本
その他
R-18
追加情報
:
286p;20

内容詳細

この森にはね、蝮が出るのよ。誰も入っちゃいけないのよ―伝統ある生田流箏の家に生まれ育った姉妹、京香と清香。二人の男の卑劣な罠によって、生来の激情が剥き出しになっていく姉。姉への複雑な嫉妬心から、自ら暗い罠に堕ちていく妹。そして、四年に一度の盛大な祭事“蝮をどり”の夜、聖なる森への入口が開く―愛と性を描き絆を描く渾身作。第二回団鬼六賞大賞受賞作。

【著者紹介】
うかみ綾乃 : 作家・ミュージシャン。奈良県出身。2011年、『窓ごしの欲情』で日本官能文庫大賞新人賞を受賞。2012年、『蝮の舌』で第二回団鬼六賞大賞を受賞。生田流箏曲師匠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    【読メエロ部】装丁の美しさに惚れた。うかみさんご自身が、お箏の師匠さんなのね。着物を着慣れてらっしゃる方の描写らしく、思わず情景が浮かび...。彼女も匂いフェチですね。「目玉舐め」を、ここでも発見(ふふふ)。獣のような男性に蹂躙されたい、というのは一般的な女性の欲求なんでしょうか。私は今のところ、間に合ってますが( ꒪⌓꒪)

  • keith さん

    その地方には古くから蝮の棲む森があり、「この森には、決して入ってはいけない」そう伝えられてきた。由緒のある生田流筝の家に生まれ育った京香と清香の姉妹。京香の婚約者を巡って妹清香の嫉妬の炎が黒く燃えあがる。一方、箏の世界を牛耳ろうとする男たちの陰謀によって姉妹は手籠めにされる。それは二人にとって、蝮の森への扉が開くことを意味していた。およそ半分以上が性描写。官能小説と言うよりはエロ小説。もっともその境目なんてよく分かりませんけど。同じうかみさんの「ドミソラ」と比べると、ドロドロさがあまり感じられなかった。

  • tona さん

    表紙の絵、一瞬何が書いてあるのかわからなかったのですが、最後まで読んでこの絵の意味がわかりました。

  • 凛誠 さん

    団鬼六賞を受賞し、石田衣良さん絶賛と帯に書かれていたので読んでみましたが、内容はいまいち・・・。女性が書くこういう小説というのは団さんの小説と違って残酷さに欠け、描写力もいまいちですね。これからに期待したい作家さんですね。

  • スーパー さん

    団鬼六賞受賞作品ということで、おそまきながら読む。うーん。それほどうまくない。同賞の花房観音の圧倒的な重みと深さに対して、まだ筆力不足を感じる作品。官能小説って、やはり筆力、表現力だと思う。

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人物・団体紹介

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うかみ綾乃

2011年『窓ごしの欲情』(宝島社)で日本官能文庫大賞新人賞を受賞。2012年『蝮の舌』(小学館)で第二回団鬼六賞大賞を受賞。深い性愛を通して人間を描く、実力派女流。生田流箏曲師匠でもあり、箏やピアノの弾き語りでライブ活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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