Roy Hargrove&RH Factory登場！

2006年4月3日 (月)

発売延期で気を揉ましたが、Ronnie Mathews TrioをバックにしてのRoy Hargroveの作品が、RH Factory名義の新作ともども登場！幅広いファンを惹きつけるロイの真骨頂を発揮した。

前作のRh Factory名義の作品『Strength』はＨＭＶでも異例のロングヒットを更新し、驚異的な売り上げを記録した。その理由はラップを初めとする、最もコンテンポラリーな黒人達の表現を採り入れ見事に消化したハイセンス・ハイレベルな音楽性だった。

また、Herbie Hancock、Michael Breckerとの「Directions In Music」も、ハーグローヴの伝統的な枠の中での素晴らしい適用性と未来感を感じさせたプロジェクトだった。

また、それに先行する時代には、いまや(06)生きている伝説としてカナダに帰り、人間国宝的な存在感を増すOscar Petersonのバンドに招かれ、ライヴ、及び、アルバムに参加し、ジャズの正統的なトランペッターとして認知された。

また、今回、Roy Hargrove名義の『Nothing Serious』と同時に発売された、RH Factoryとしての３枚目の作品となる『Distractions』では、アルバムを通してシンガー、キーボード、ソングライティングに参加している人気ものＲ＆Ｂ２人組ZHANEの一人Renee Neufville。

今作ではD'Angeloが作曲、プロデュースを担当し、ハーグローヴと一緒に歌っているトラックもあり、Ｒ＆Ｂ／ＳＯＵＬファンにも十分アピールできる作品に仕上がっている。