Bright Eyes大躍進！

2005年2月4日 (金)

Bright Eyesの最新作『I'm Wide Awake, It's Morning』と『Digital Ash In A Digital Urn』がインディ・アーティストとしては異例の高セールスを記録している。

2月12日付けのビルボード・チャートでは『I'm Wide Awake, It's Morning』が初登場で10位にランク、『Digital Ash In A Digital Urn』も15位にランクされた。

『I'm Wide Awake, It's Morning』はBright Eyesのパブリック・イメージでもあるルーツに根ざしたフォーク/カントリー色の濃い作品。ゲストとして元祖オルタナ・カントリー的な大御所、Emmylou Harrisが参加している。

一方の『Digital Ash In A Digital Urn』は宅録/インディ・テイストの濃い作品で、彼のポップ体質が爆発している。Yeah Yeah YeahsのNickなどが参加している。

なお両作品とも日本盤はアルバム未収録曲を収録したボーナス・ディスクが付くの2枚組の限定仕様となっている。価格もインディ作品らしく控えめとなっている。

バイオグラフィー

1980年生まれのコナー・オアバースト＝ブライト・アイズは14歳の頃から宅録スタイルでレコーディングを開始。彼がまだ弱冠18歳の時に発表したアルバム『Letting Off The Hapiness』は日本でも発表され絶賛された。その後ブライト・アイズの活動と並行してパンク/エモ色の強いデサパレシドスとしても活動を開始。こちらでも才能の豊かさを披露した。そして2002年大傑作『Lifted Or The Story Is..,』を発表し、その評価を不動のものとした。

■特集 - シンガー・ソングライター
ブライト・アイズの新作があまりにも素晴らしすぎる！という事でシンガー・ソングライター（SSW）の特集を組みました！ブライト・アイズを筆頭とする新世代のSSW、そして時代を切り開いてきたSSWの名盤をご紹介いたします。新世代のSSWは所謂オルタナ世代のリスナーが主に支持しているようですが、往年のSSWファンの方もこの機会に新世代の紡ぐ「うた」に耳を傾けてみてはいかがでしょうか？またオルタナ世代の方も過去の名作を発見/発掘してください！