YMOを取り巻くストーリー - 細野晴臣
2005年1月6日 (木)
これほど日本の音楽シーンに燦然と輝きながら、妙に地味な立ち位置に落ちついている人もいないのではないだろうか?現在はSketch Showとして、さらにDaisy Worldの主宰者として活躍する日本が世界に誇る才能・細野晴臣。AORから、環境音楽、フォーク、テクノ、エレクトロと自在に音楽を操りながら、その実、非常に人間味に溢れた音楽を奏で続ける男...1947年7月9日、東京都港区白金に生まれる。
1969年、「エイプリル・フール」に加わりプロとしてデビュー。
”はっぴいえんど”から”ティンパンアレイ”へ...
1970年、大滝詠一、鈴木茂、松本隆とともにはっぴいえんどを結成、優れた日本語による歌詞とサウンド・プロダクションによって高い評価を得、1973年に解散、伝説のグループとなった。
豊かな演奏力とユーモアに溢れるファースト・ソロ・アルバム「Hosono House」を自宅録音で製作。このときのプレイヤー、松任谷正隆、林立夫、鈴木茂が核になって後のミュージシャン集団、ティン・パン・アレーが生まれる。
ティン・パン・アレーは1977年まで流動的なサウンド・プロデュース・チームとして活動し、荒井由実、南佳孝、山下達郎、吉田美奈子、矢野顕子、大貫妙子などのレコードに新鮮な音楽を提供、細野晴臣はベーシストとして中核の役割を果たす。
ティン・パン・アレーのセッション・ワークと平行して1975年、ノスタルジックなポップスの探求がエキゾティックというキイ・ワードによって強化された「Tropical Dandy」発表。日本のポピュラー界に衝撃を与える。翌年、その傾向をさらに推し進めた「泰安洋行」を発表。その独特の音楽を自らチャンキー(ごった煮)・サウンドと命名する。
アルバム『はらいそ』の製作からYMOへ...
1978年、はらいそのレコーディングに参加した高橋幸宏、坂本龍一と意気投合。同年、Y.M.O.としての第一作を発表。
Y.M.O.は音楽的にもセールス的にも世界的な成功を収め、音楽界全体の動向にも強い影響を及ぼした。活動中に唯一のソロ・アルバムフィルハーモニーを発表、またYENレーベルを設立して新人発掘を行った。この時期は歌謡曲畑や他者のプロデュースでも特に多くの仕事をこなし、独特のサウンド・プロダクションをメジャーな領域で展開しヒット曲「天国のキッス」、「禁区」、「ガラスの林檎」などによってメロディー・メイカーとしての才能を広く知らしめた。
YMOの散開から、幻のユニットHisの結成、そして新レ−ベル"daisyworld discs"...
Y.M.O.は1983年に散開。翌年、レーベル『ノン・スタンダード』『モナド』設立、Y.M.O.時代にやり残したポップスや、やりたくても制約の中で実現できなかった形式の音楽を立て続けにリリースする。1985年、アニメーション「銀河鉄道の夜」の音楽を製作。翌年、全曲を20世紀の名曲からシュミレーションした越美晴(コシミハル)のアルバム「Echo De Miharu」レコーディング開始、1987年発表。1989年、「Omni Sight Seeing」発表、玉石混交のワールド・ミュージック・ブームに湧く日本に本家の実力を示す。
1991年、一枚のレコードを創るため忌野清志郎、坂本冬美とともにユニットHisを結成、異色のこぶし・歌心へのアプローチがアルバム「日本の人」に結晶した。1992年と翌年、青森県森田村の野外円形劇場でアイヌ民族や縄文文化に関連するコンサートに出演。1993年、「近年ようやくたどり着いた」というネイティヴ・アメリカン精神への共感が結実した「メディスン・コンピレーション」発表。
同年、突然のY.M.O.再生。「火種がくすぶっていたY.M.O.を終わらせるための再生」と発言する。
1995年12月には新レーベル"daisyworld discs"を発足し、アトムハート、テツ・イノウエとのユニットハットとコンピレーション・アルバム「デイジー・ワールド・ツアー」を発表する。1997年8月、プロデュース作品としてワールドスタンダードのアルバム「カントリー・ガジェット」、シーナ&ロケッツの「@Heart」をリリース。
99年10月には久保田麻琴とともにハリー&マックを結成し、70年代のスワンプサウンドを彷彿とさせるアルバム「Road to Louisiana」を発表。2000年3月、これまでの活動を4枚のCDに収めた『Hosono Box 1969-2000』を発表。
そして2000年11月、鈴木茂、林立夫とともにティンパンを結成し、アルバム「ティンパン」を発表。12月には東京・大阪でコンサートを開催した。翌年4月には福岡でも追加公演を開催。
現在はSketch Showとして活躍。
現在は高橋幸宏と新たに結成した新ユニットSketch Showとして活動中。21世紀の新しいポップス/エレクトロニカを指し示すサウンドで最新サウンドを創造している。2ndアルバム「Tronika」では小山田圭吾が全面参加。コンピレーションアルバム「Audio Sponge 1」では最先端音楽の新潮流”ポスト・エレクトロニカ”をパッケージ。このなかには細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏のお3方が揃い踏みした限定ユニットが参加。フューチャーサウンドの未来を占う、今もっともリスナーが渇望しているサウンドです。
あわせて、YMOのライブBOXとメンバ−の遍歴を!
こちらもどうぞ!
・YMO、ライブとレアの集大成BOX
・YMOを取り巻くストーリー - 坂本龍一
・YMOを取り巻くストーリー - 高橋幸宏
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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はらいそ
細野晴臣
価格(税込) :
¥2,420
会員価格(税込) :
¥2,130
まとめ買い価格(税込) :
¥2,057
在庫あり
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細野晴臣
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フィルハーモニー
細野晴臣
ユーザー評価 : 4.5点 (14件のレビュー)
価格(税込) : ¥2,420
会員価格(税込) : ¥2,226
まとめ買い価格(税込) : ¥2,057発売日:2005年03月24日
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販売終了
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紙ジャケ
キャラメルママ
Tin Pan Alley
ユーザー評価 : 4.5点 (9件のレビュー)
価格(税込) : ¥1,885
会員価格(税込) : ¥1,735発売日:2000年12月16日
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販売終了
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販売終了
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泰安洋行
細野晴臣
ユーザー評価 : 5点 (24件のレビュー)
価格(税込) : ¥1,885
会員価格(税込) : ¥1,697
まとめ買い価格(税込) : ¥1,602発売日:2000年12月16日
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販売終了
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販売終了
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販売終了
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販売終了
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AUDIO SPONGE
SKETCH SHOW
ユーザー評価 : 4.5点 (40件のレビュー)
価格(税込) : ¥3,204
会員価格(税込) : ¥2,948
まとめ買い価格(税込) : ¥2,724発売日:2002年09月19日
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