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ラトル&ベルリン・フィルの 『カルミナ・ブラーナ』

Friday, November 5th 2004

オルフ:『カルミナ・ブラーナ』
ラトル&ベルリン・フィル

大晦日恒例の「ジルヴェスター・コンサート」でも取り上げられて話題をよんだラトルの『カルミナ・ブラーナ』が緊急リリース!
 とかく猪突猛進もしくは熱狂派の演奏ばかりが目立つ『カルミナ』に、緩急自在のテンポ設定を駆使して見事なメリハリ効果を整え、パーカッションを有効に用いてカラフルな色彩をふりまくなど、いかにもラトルならではの、ユニークかつ独自の主張と説得力を併せ持つ快演となっています。
 「ジルヴェスター」での模様は日本でも衛星中継されたものの、音質の点ではやや物足りなさが残ったのは事実。当CDは当然ながら数段優秀な音質で、ラトル一流の凝った仕掛けが作品を生き生きと活性化させるありさまが手に取るように分かります。ティンパニの凄まじくも小気味よい名人芸を筆頭に、ベルリン・フィルならではのパワーもヒシヒシと伝わることも言い落とせないところです。
 コーラスは地元ベルリンの団体が起用されていますが、ラトルとはバーミンガム以来の朋友であるハルジーの指導もあってか、ありがちな暴力ワザに頼らない、きわめて精緻なアンサンブルを聴かせています。

・オルフ:『カルミナ・ブラーナ』全曲
 サリー・マシューズ(S)
 ローレンス・ブラウンリー(T)
 クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
 ベルリン放送合唱団
 サイモン・ハルジー(合唱指揮)
 ベルリン大聖堂国立合唱団少年合唱団員
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 2004年12月、ベルリン、フィルハーモニーで収録


サイモン・ラトルのプロフィール

1955年 イギリスのリヴァプール生まれ。幼少の頃から楽器に親しむが、特に父親の影響でJAZZの洗礼を受ける。小学生の頃には、姉の影響で楽譜を読むことに熱中し、現代音楽やクラシックに熱中していく。その後、ナショナル・ユース管弦楽団に入団し、打楽器を担当した。
1971年、ロンドンの王立音楽院に入学。指揮法を学ぶ。
わずか19才の時、ジョン・プレイヤー国際指揮コンクールで優勝を飾り、また、グラインドボーン・オペラ音楽祭にも最年少でデビューという早熟した才能をみせる。
世界中からオファーが殺到する中、当時は一地方オーケストラであったバーミンガム市交響楽団(CBSO)を敢えて選び話題になる。80年にはCBSO首席指揮者に就任した。
その後、バーミンガム市響を瞬く間に世界的なレベルに押し上げたことで、その名は轟いた。
90年、同楽団の音楽監督に就任。
94年、39才の若さでイギリス音楽界に多大な貢献をした業績により、ナイト称号を授与され、“サー”サイモン・ラトルとなる。
音楽界でナイトの称号を授与された人物といってすぐに思い浮かぶのは、やはりあの「ビートルズ」や「ローリング・ストーンズ」 だろう。ラトルもまた、彼等と同じく「英国の誇り」なのだ。
2002年、フルトヴェングラーやカラヤンが歴任した、世界最高峰のオーケストラのひとつ「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」のシェフ(芸術監督 兼 首席指揮者)に就任した。
2004年11月ベルリン・フィルに就任後初の来日を果たす。
2005年4月には、史上初となる「ベルリン・フィル&ウィーン・フィル」合同オーケストラを実現させることでも世界中の度肝を抜いた。
これは、彼が「ベルリン・フィル」のみならず、「ウィーン・フィル」という、もうひとつの世界最高峰からもリスペクトされている、ということを見せ付けるニュースとなった。
事実、伝統を重んじる「ウィーン・フィル」が、“常任指揮者を置かない”というその歴史と理念を変えてまで、ラトルと組むことを望んだ、とも言われている。
*03年「ラトル&ウィーン・フィル/ベートーヴェン交響曲全集」をEMIから リリースしている。
現在、世界の2トップ・オーケストラからリスペクトされ続ける唯一の存在、それが「サイモン・ラトル」という指揮者なのである。(EMI)


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ラトル&BPO

Carmina Burana : Rattle / Berlin Philharmonic, S.Matthews, Brownlee, Gerhaher

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Carmina Burana : Rattle / Berlin Philharmonic, S.Matthews, Brownlee, Gerhaher

Orff, Carl (1895-1982)

User Review :4.5 points (14 reviews) ★★★★★

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Release Date:12/January/2005
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ラトル&BPO

Carmina Burana

CD

Carmina Burana

Orff, Carl (1895-1982)

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Release Date:19/January/2005

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ベルリン・フィル