コリン・デイヴィス＆ロンドン響の『惑星』！

2002年6月26〜30日、ロンドンのバービカン・センターにおけるデジタル録音（ライヴ）。ブルックナーやドヴォルザーク、ベルリオーズなど一連のLSO録音が大好評のサー・コリン・デイヴィス。今回は同シリーズにホルストの『惑星』が登場。
　演奏会の前半では、サラ・チャンをソリストに迎えてブラームスのヴァイオリン協奏曲が演奏され、後半ではこの『惑星』がとりあげられています。

　デイヴィスは1988年11月にベルリン・フィルと『惑星』をレコーディングしており、精緻かつパワフルという魅力的な響きによって、生真面目すぎるくらいに作品の模範的な姿を示していました。トータル･タイムは48分26秒。

　今回の演奏は14年ぶりの再録音となるもので、演奏時間は全体で1分半ほど遅くなって余裕のある表現をみせており、さらに実演ならではの柔軟な表情付けが楽しめる内容となっています。

第１曲　火星−戦争の神(7:02)
第２曲　金星−平和の神(8:25)
第３曲　水星−翼のある使いの神(4:12)
第４曲　木星−快楽の神(7:59)
第５曲　土星−老年の神(9:31)
第６曲　天王星−魔術の神(5:56)
第７曲　海王星−神秘の神(6:48)
トータル:49:53