ウィム・メルテン RETRO SPECTIVE

2008年4月14日 (月)

Wim Mertens


ウィム・メルテンWim Mertens
-クレプスキュール作品9タイトルリイシュー 
4月28日発売予定




クレプスキュール レーベルって?
 
CreLOGO 英国ファクトリー・レコーズのファクトリー・ベネルクスを元にしたアヴァン〜現代音楽のベルギー老舗インディーズ・レーベル。今でこそインダストリアル、エクスペリメンタル系からボサノバとノンジャンルなリリースを数多く輩出しているが、ソフト・ヴァーディクト、ポール・ヘイグ、DNA、リチャード・ジョブソン、ほか、作家のマルグリット・デュラス、バロウズなど、かなり当時のトンガリ系アヴァン=コンテンポラリーな面々が並び、日本ではアンテナとミカド等がこのレーベルからリリースしています。

そんなCrepusculeクレプスキュールの顔ともいうべきウィム・メルテンWim Mertensの作品10タイトルがEMIベルギーより、お求め安い価格で再発。

今回のリイシューには、デビュー作≪Clariere≫、ピーター・グリーナウェイ監督の≪建築家の腹≫のサントラ、そして最高傑作と言われるソロ・ピアノ作品≪Educes Me≫など、キーアイテム・ラインナップとなっています。

>Wim Mertens再発アイテムリスト

ポスト・ミニマルからピアノ弦楽音響へ
 
アメリカのミニマルミュージックに影響を受けながらも、フィリップ・グラススティーブ・ライヒのような抽象的で実験的な機械的なフェーズの拡散サウンドではなく、ポストミニマルな手法と静謐で甘美なポリリズムの響きが溶け合うイマジネイティヴなウィム・メルテン。ブライアン・イーノオブスキュアシリーズマイケル・ナイマンののデビュー作『Decay Music』や、ギャヴィン・ブライヤーズのような深海的空気感は、ポスト・クラシカルをはじめ、ピアノ・弦楽など生楽器音響のマスターピースです。

>建築家の腹

建築家の腹 やっぱりウィム・メルテンのピアノ・トラックがダントツ人気のこのアルバム。≪Cose Over≫≪Time Passing ≫はただただ美しい…。


>Maximizing The Audience (Remastered)

Maximizing The Audience (Remastered) @≪Whisper Me ≫のメランコリックピアノの抒情詩や≪The Fosse ≫のヴォーカルと弦楽によるポリフォニックなエレジー、B≪Maximizing The Audience ≫のマイケル・ナイマン思わせるシンフォニック・ミニマルと、"楽しく現代音楽"できる1枚。


>After Virtue

After Virtue メルテン初のピアノ・インスト作品。≪Temperance ≫≪Prudence≫などピアノコンチェルト風ミニマルの世界。静かで美しいピアノ・アンビエントな時間軸を体感できます。ブライアン・イーノや、ハロルド・バッドなどがお好きな方には特にオススメ。 。


>Educes Me

Educes Me 1989年録音のアンサンブル作品。≪After Virtue≫と並びこちらも人気の高いアルバムの1つ。≪Educes Me≫のピアノとハープの呟くような訥々感や、ヴォーカルがうっすら響き渡る臨場感など、海底にひっそりと佇む深海庭園を思わせる孤高感と浮遊感を感じさせます。




クレプスキュール/ウィム・メルテン関連コンピレーション
 
>Various/Cafe Del Mar: 5

Cafe Del Mar: 5 ご存知イビサの≪Cafe Del Mar≫シリーズ。ウィム・メルテンの古ぼけたピアノの音色が郷愁を誘う"Close Cover"がラストに収録。これをラストにチョイスするあたり、ホセ・パディーヤの狙いドコロがニクイ…。


>Cafe Apres-midiFor Crepuscule

Cafe Apres-midiFor Crepuscule カフェ・アプレミディが独自の視点でセレクトしたクレプスキュール・コンピレーション。ミニマルか?現代音楽か?アヴァンか??なんてお勉強的に聴くより、感覚的に気持ちよさ心地よさでシンプルに音と戯れる、そんなこのシリーズらしい姿勢に共感。


Wim Mertens(ウィム・メルテン) 1953年ベルギー生まれ。自身はピアノとギターを演奏し、1980年以前までは室内楽アンサンブルの曲やオリジナル言語によるヴォーカル楽曲などを中心とした作品を生み出していたが、それ以降、アメリカのミニマルミュージックに強い影響を受けた楽曲を作曲。1981年にSOFT VERDICTという自身の室内楽アンサンブルを率いて、ニューヨークやシカゴ、サンフランシスコでの現代音楽フェスティバルにおいてポスト・ミニマルの作曲家としてその名を広めた。1986年、UNIVERS ZERO/JULVERNEのDirk Descheemaekerが参加した『Instrumental Songs』のリリースを皮切りに、クレプスキュールでアルバムを発表。現在もヨーロッパ、アメリカを中心にサントラなどの分野で活躍。



関連ニュース/アイテム
 
>ライヒ来日!『ダニエル・ヴァリエーションズ』
>Alva Noto / 坂本龍一 待望のDVD作品
>池田亮二ほかElecronicaディスクガイド
>Tv War -坂本龍一+ラディカルtv +浅田彰
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

Wim Mertens
Crepuscule'Works Re-issue

ウィム・メルテンコンピレーション