―― まず、Ulticut Ups!を結成した経緯を教えて下さい。
DJ Tahara: 結成...??ん〜、ミックステープを一緒にやったというのがきっかけですかね。ホント自然な流れだとおもいます。
―― では、Matsumoto Hisataakaaとアルバムを制作した経緯を教えて下さい。
DJ Tahara: 昔、『CUT UP』ていうイベントを京都でやっていたときにアナログをリリースっていう話になって、それからどんどん話が盛り上がって2枚のアナログをリリースして他の仕事も色々とこなしての結果、アルバム作ろっか〜ていう感じで。。とにかくコノ人となら間違いないというところですよ。実際、最近は影響受けっぱなしで。
―― Ulticut Ups!としてAYB Forceという集団での立ち位置を教えて下さい。
DJ Tahara: オレらは特にクラブ担当かな??現場を盛り上げる。
―― どんなアーティストやDJに影響されてDJプレイや制作をはじめましたか?具体的に教えて下さい。
DJ Tahara: 『Run DMC、Public Enemyに影響受けて〜』とかカッコ良く言いたいんですけど、全く違って聴き始めはとにかく遅かった。Warren G、TLCのセカンドが聴き始めでしたね。なんか恥ずかしいですけど、、、それでターンテーブルを買ってとりあえず一日中さわりまくって、、DJを始めたての頃にNYのラジオ番組を録音したブートのテープを売ってるところがあってそこで買ってたテープに影響受けまくりましたね〜。NO.1はRed Alert。ヒップホップ、ダンス・クラシックス、レゲエ、とにかくボーダレスに繰り出してくるところにとにかくやられた。あとはDJ Enuff、Mister Cee、それからKenny Dope。Kenny Dopeは特に初期がよかった。ちょっと前、仕事でマッチャン(Matsumoto Hisataakaa)とラスベガスに行ってレコ屋でKenny Dopeに遭って喋りかけたら「人違いだ」とか言われちゃって、、、旅の恥は掻き捨てですよ〜。でもアレは絶対 Kenny Dopeだった!!(笑)
M.Hisataakaa: あれは絶対 Kenny Dopeやったよな(笑)。
―― それは今回のアルバムにも反映されている訳ですね。はじめてのアルバム『CUT UP CD』のタイトルの意味を教えて下さい。
DJ Tahara: 『いいとこどり』って感じですかね。
M.Hisataakaa: そのへんのガキ風に言うと「りすぺくと」とか言うんでしょ?(笑)特にタイトルに意味は無し!Delicからリリースした12インチ「CUT UP EP」の音源を集めたCDだから。それだけ。
―― アルバムを通して聴くとBPM早めのブレイクス&ビーツが多いですね。DJとしてのリスナーを踊らせたいという思いはありますか?
DJ Tahara: クラブプレイしたときは当然、踊らせたいですけどアルバムに関しては通勤、通学の滋養強壮に使っていただければと思います。
M.Hisataakaa: 俺は「踊らせたい」って意識は強い。お姉ちゃんのおっぱいとかお尻が揺れてんのを見るのが何より好きだからね(笑)。
―― (笑)やはり、DJなんですね。Ulticut Ups!として2 DJ'sのライブセットではどんなプレイを心がけていますか?
DJ Tahara: 聴いて、見て楽しむというところ。ジャンルレスに展開させていく。BPM 90、後半から120に上がって、それからまた下がってまたまたBPMが上がるジェットコースターミックス!知らないあいだにハウスを聴いてたみたいな。
―― Ulticut Ups!のDJ Taharaさんは大阪でVINYL7 RECORDSというレコードショップを経営されている訳ですが、それがDJプレイや制作にどんな影響を与えていますか?また、今までにどんな方がお店に訪れましたか?
DJ Tahara: いいモノを純粋にプレイすること。なんかレア盤をプレイする人だとか勘違いする人もいてちょっと困ってるんですけど...それはしょうがないかなって。制作とかしててネタとかに困ったときはまず、VINYL7。『VINYL7だから自分にフィットしているモノがあるのは当然でしょ〜』というわけじゃなくて純粋に好きなものが沢山あるんですよ。なんせバイヤーの買い付けっぷり、毎回の内容は脱帽です。見たことない人はうちのwebショップ
http://www.vinyl7.netを見てください。いろんな情報、レコード愛が垣間見れます(宣伝してすみません)ちなみに来店された著名人の方はナイショで。