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Bilal Salaamインタビュー!

Tuesday, May 8th 2007

☆『Blah』発売記念インタビュー

ブレイクを果たしたRaheem Devaughn、偉大なジャズ・アーティスト Hilton Feltonの実の息子W. Ellington Feltonによるグループ、The Crossrhodesとして、またライヴ演奏によるモダンなソウル・サウンドを追求するJustabandのデビュー・アルバム『Justaband』収録の珠玉のバラード「The Feeling」への客演など、多岐にわたって活動するワシントンD.C.の男性R&Bシンガー、Bilal Sallamがデビュー!


その名の通り、イスラム教の神アラーを信仰、商業的な音楽やセクシーさだけをアピールするような他の男性シンガーがもてはやされるシーンに疑問を持ち、メインストリームとは一線を画する独自のサウンドを形成。 ネクストD'AngeloDweleBilalとも囁かれる逸材Bilal Salaamに注目!


Interview with Bilal Salaam


アナタについて知らない日本のリスナーがほとんだと思うので、まずは自己紹介も兼ねて、ビラル・サラームというアーティストについて、出身地、現在の活動の拠点など簡単に教えてください。

Bilal Salaam(以下B): アフリカ系アメリカ人のシンガー/ソングライターで年齢は25才。アメリカの東海岸、ニュージャージー州のニューアークやノース・カロライナ州のダラムで育った。いまはD.C.に住んでいる。

現在はボーカリスト、プロデューサーとして活躍中ですが、実際に歌い始めたのはいつ頃のことですか?そのキッカケなどあれば合わせて教えてください。

B: いつから歌い始めたかはよく覚えてないけど、中学と高校の聖歌隊で初めて本格的なトレーニングを受けるようになって、それがきっかけでフィラデルフィアの芸術大学(University of The Arts in Philadelphia)へ進学してクラシックの声楽を学ぶようになった。でも何よりも、聞くことに対する欲求こそが僕を歌うことへと導いたんだ。

幼い頃に聴いていた音楽は何ですか?

B:Wu-Tang ClanJames TaylorBjorkBlack StarHeltah SkeltahStevie WonderLambert Hendricks & Ross、それにMiles Davisかな。

音楽のルーツ、または影響を与えたプロデューサー、アーティストは誰ですか?

B:Miles DavisJoni MitchellThom Yorke、それとEugene Mcdaniels

現在好きなプロデューサー、気になるプロデューサーはいますか ?

B:Miles Davisだよ。

では、フェイバリット・アルバムを3枚挙げてください。

B: Miles Davis『Miles Smiles』、D'angelo『Voo Doo』、Sly & The Family Stone『Fresh』かな。


左から:Miles Davis『Miles Smiles』、D'angelo『Voo Doo』、Sly & The Family Stone『Fresh』

具体的に応えてもらいたいのですが、本作の楽曲制作におけるインスピレーションは何ですか?歌詞が先ですか、それとも楽曲が先でしたか?

B: おそらく“レコーディングの限界の進化”こそが、このプロジェクトにおける最も重要なインスピレーションと言えるだろう。「ブラー」を除くすべてにおいては、曲がまず先にあった。よくラッパーがやるように、自分の作ったビートに詞をつけていったんだ。でもラッパ-と違うところは、僕は常に自分が決めた曲の音調を意識し、それに忠実に作りあげていくということだ。だからそう言う意味でKev Brown、Roddy Rod(Maspyke)、Dre Kingといったプロデューサー達は自分にピッタリなんだ。ラッパー達のリズムへのアプローチの根底にはヒップホップがあるが、メロディーにおいて彼らはそれほど発達していない。ラッパー達がライムへのアプローチにおいてメロディーやハーモニーを意識することを学ぶまでは、彼らは本当の意味でミュージシャンとは言えないし、音楽を作る者なら誰もがミュージシャンであるべきだ、そうだろう?でもラッパーはシンガーになり、シンガーはラッパーになれと言っている訳じゃない。ただどちらも存在するということを認めているだけだ。 歌詞においては、全体を楽観主義というテーマで覆いつつも、それが強い信念を差し挟むものにならないに心掛けた。あらゆる信念は不信念を引き起こすからね。




4Bilal Salaam 『Blah』
1 Dope
2 Modern Day Slavery
3 Blah
4 So What
5 Cyberspace
6 Interlude
7 In Between
8 No Time
9 Noohustle
10 Fourfit
11 Interlude
12 Draw The Shades
13 Overthought
14 In Between (remix)




では、次にこのアルバムに参加しているプロデューサーに関してや、本作のコンセプト、制作時のエピソード、印象に残った出来事など教えてください。

B: Roddy Rodd (Maspyke/Low Budget)、Kev Brown(Low Budget)、どんな楽器も弾きこなす驚くべき才人:Dre King、そして確か今ではエチオピアでロック・スターになっているインディアナ州ゲーリー出身のカリン、それに何でもこなすマルチメディア芸術家ムーシナー。

Time Machine主宰のレーベル:Glow in the Dark作への客演をはじめ、本作でもRoddy Roddとのコラボ曲もありますが、普段からヒップホップ・コミュニティーとの関わりも多いのですか?

B: ヒップホップ・コミュニティーとはそれほど関わりをもっているわけではない、僕自身はグッド・ミュージック・コミュニティーの人間だからね。ロッディーがヒップホップ・アーティストだとは僕は思っていない。何よりも彼は素晴らしいミュージシャンだ。僕と付き合いのあるアーティストの大部分がそうであるようにね。

あなたが現在活動の拠点としているワシントンD.C.には、長い歴史をみてもジャンルを問わず多くの素晴らしいアーティストがいますが、その理由は何故だと思いますか?アーティストにとって良い環境だったり、歴史的、文化的な背景も関係しているんですか?

B: なんと言ってもドラムがその原動力だ。ワシントンD.C.はゴー・ゴーというリズミックな音楽の発祥地で、その鼓動が僕らを突き動かす。Marvin GayeDonny Hathawayの音楽のなかにも同じリズムを聞くことが出来る。Duke Ellingtonの楽曲にさえその前兆があった。僕らがそれらの偉大なアーティストたちと同じストリートを歩き、同じスポットでパフォーマンスが出来ることはこの上なく幸運なことだ。

将来、共演してみたいアーティスト、プロデューサーはいますか?

B: Karriem Riggins、DJ Khalil、Odyssey、あとはNicolayかな。彼らそれぞれのプロダクションは全く物怖じしない大胆なやり方に思える。彼らはこれまでの慣習になんて気にしちゃいない。そこが好きだ。

今後の活動、リリース予定を教えてください。

B: 最近では自分自身でビートをたくさん作っている。そこから何が生まれるかはわからないけど。どうやってリリースするか考えながら曲をつくるのは苦手なんだ。あとは制作総指揮をしているNicolas Gantというボーカリストのミックスをしている。一曲を除く全ての楽曲で作曲もボーカル・プロダクションも手掛けた。

最後に日本のファンにひと言メッセージを御願いします。

B: リスナーのみんなに感謝しているよ。

協力:OCTAVE/Lost & Found

⇒ MySpace



Bilal Salaam来日!!

Raheem Devaughn日本公演Raheem Devaughn 日本公演
6月に予定されている Raheem DevaughnのライヴにBilal Salaamがバック・コーラスとして参加!!生でBilalの歌声を確認してみてください!!
6.15.(金) - 6.18.(月)
Showtimes : 7:00pm & 9:30pm ※6.17.(日)のみshowtimes : 5:00pm & 8:00pm
場所:Cotton Club


Raheem DeVaughn(vo), W. Ellington Felton(rapper), Andrae Alexander(key), Karlston Ross(b), Christopher Bynum(ds), Demont Pinder(painter), Bilal Salaam(back vo), Stephen Smith(back vo)

問: http://www.cottonclubjapan.co.jp/

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