【映像】メータ&ウィーン・フィル、アルゲリッチ/シューマン:ピアノ協奏曲、ブルックナー:交響曲第4番
2024年04月15日 (月) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
「C-major」レーベル新映像シリーズ『ウィーン・フィル定期演奏会』
第1弾は2022年9月のアルゲリッチ&メータによるシューマン
この度、独「C-major」レーベルより新映像シリーズ『ウィーン・フィル定期演奏会(The Exclusive Subscription Concert Series)』が始まります!
ウィーン・フィルの定期演奏会は、土曜と日曜とソワレ(平日)の3種類あり、すべて会員制ですので一般販売はありません(定期会員枠のチケットが余った場合のみ、一般に向けて販売あり)。ウィーン・フィルの定期会員には会員枠に空きが出ないとなれませんし、現在その待ち時間は10年以上といわれています。さらに会員権を取得するにはウィーン・フィルに手紙を書き入会の意思を伝える必要があります。ウェイティング・リストは毎年春に更新されるため、空きが出るまで手紙を書き続け、空きが出たときに晴れて定期会員となれるという、非常に特別なコンサートなのです。本作は、その入手困難のコンサートが映像で観られる、大変貴重な映像シリーズの第1弾です。
今回リリースされるのは、2022年9月に行われたズービン・メータ指揮によるコンサート映像です。ソリストにマルタ・アルゲリッチを迎え、シューマンのピアノ協奏曲、そして後半にはブルックナーの交響曲第4番というプログラムでした。アルゲリッチは2017年に76歳にしてウィーン・フィルと初共演、その後何度か本拠地楽友協会で共演し、2024年3月にもメータとラヴェルのピアノ協奏曲を演奏したばかりです。メータは2024年4月29日に88歳を迎える巨匠指揮者であり、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートには過去5度登場しているウィーン・フィルとは関わりの深い指揮者です。
シューマンのピアノ協奏曲は、長年共演を重ねてきたメータとアルゲリッチの呼吸がぴったり合っていて、アルゲリッチのピアノの音色はクリアで冴えわたり、メータらしい洗練度の高い表現力で聴かせてくれます。ブルックナーでは、ウィーン・フィルの豊潤かつ濃厚な響きと、複雑な構成を丁寧に描き出す構築力が圧巻です。(輸入元情報)
【収録情報】
1. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
2. シューマン:子供の情景 Op.15〜第1曲『見知らぬ国』(アンコール)
3. ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ:1,2)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1,3)
ズービン・メータ(指揮:1,3)
収録時期:2022年9月
収録場所:ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
収録時間:112分
画面:カラー、16:9