ポルタル、ダルベルト/クラリネットとピアノのための作品集

2024年03月27日 (水) 17:45 - HMV&BOOKS online - クラシック


名手ポルタルとダルベルトによる、ロマン派の夜明けから黄昏までを巡る旅

クラシックとジャズ両分野で活躍するクラリネットの巨匠ミシェル・ポルタルと、ペルルミュテールの元で研鑽を積み様々なコンクールでの優勝歴を誇る名手ミシェル・ダルベルト。その初共演は1977年にリリースされたダルベルトのデビュー・アルバムに遡るという、古い付き合いの2人によるロマン派のクラリネット作品集。
 プーランク最晩年のソナタはベニー・グッドマンとレナード・バーンスタインによって初演されたもので、ポルタルとはジャズを通じて近い関連があるように思われますが、プーランク本人から演奏の助言を直接受けたというポルタルの表現は決してジャズ風にはならず、グッドマンらとは大きく異なるものとなりました。続くシューマンとブラームス、そして彼らがあくまでドイツ・ロマン派の延長上にあると位置付けるベルクにおいても、深い歌心で豊饒な音楽を聴かせています。クラリネット・ファンのみならず、全ての音楽ファンに広くお勧めしたい、たいへん温かいアルバムです。(輸入元情報)

【収録情報】
● プーランク:クラリネット・ソナタ FP.184
● シューマン:幻想小曲集 Op.73
● シューマン:3つのロマンス Op.94
● ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
● ベルク:4つの小品 Op.5

 ミシェル・ポルタル
(クラリネット)
 ミシェル・ダルベルト(ピアノ)

 録音時期:2021年3月2-5日
 録音場所:シテ・ミュジカル=メス大ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 日本語解説付き
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