ネーヴェル&ウエルガス・アンサンブル/レーガー:合唱作品集

2024年03月15日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


中世〜ルネサンス音楽の大家=ネーヴェル率いるウエルガス・アンサンブルが、
なんとレーガーの合唱曲に取り組んだ! インマゼールも参加。


このアルバムは、中世とルネサンスのポリフォニック音楽で50年以上にわたって数多くの再発見を行ってきたウエルガス・アンサンブルが、ドイツのロマン派作曲家マックス・レーガーの作品をフィーチャーしたものです。合唱作品のスペシャリストのパウル・ヴァン・ネーヴェルが率いるこのアンサンブルが、古楽の通常のレパートリーから離れ、レーガーの声楽曲を探求しています。
 マックス・レーガーは、管弦楽作品やオルガン作品で知られていますが、声楽曲はほとんど無視されてしまった作曲家です。シェーンベルクは彼を「天才」と評し、ヒンデミットは「最後の音楽の巨人」と呼びました。またレーガー自身は「息を呑むような」作曲家になりたいと書いています。 レーガーはバッハのポリフォニーに精通しており、自作で構築美と見事なまでの旋律模倣を追求しました。
 今回、ウエルガス・アンサンブルは『小さな星』や『私は夜、夢を見ていた』のような感情豊かな民謡の編曲から、『人が生きる時は短く』のようなルネサンス風の曲まで、レーガーの多様性を披露しています。 このアルバムには、バッハの精神を反映した『安らぎと喜びもてわれは行く』のような曲や、レーガーが音の限界を探求した『おお死よ、なんと汝は苦きことか』のような和声的に複雑な作品も含まれています。
 ジョス・ヴァン・インマゼールは、1870年にカール・ベヒシュタインが製作したコンサート・グランドを用いて、歴史的かつ繊細なピアノ伴奏として参加、ルネサンス音楽の演奏と同じようにネーヴェルは歌手たちとともに、このレパートリーのポリフォニーに独特のタッチを加え、美しく彩ります。(輸入元情報)

【収録情報】
レーガー:
01. 安らぎと喜びもてわれは行く
(プロテスタント教会のための合唱曲 WoO.VI/17より第8曲)
02. 昔、王子と王女がいて(8つの民謡 WoO.VI/11より第8曲)
03. 人が生きる時は短く(8つの宗教的歌曲 Op.138より第1曲)
04. 私はあなたをたくさんの絵の中に見ます(2つの宗教的歌曲 Op.105より第1曲)
05. 夕べの散歩(3つのデュエット Op.111aより第3曲)
06. 夜へ(3つの合唱曲 Op.6より第2曲)
07. おお死よ、なんと汝は苦きことか(宗教合唱曲集 Op.110より第3曲)
08. 小さな星(6つの民謡 WoO.VI/10 り第2曲)
09. われを汝がものとなし、とどまりたまえ(4つの賛美歌より第3曲)
10. 私は夜、夢を見ていた(8つの民謡 WoO.VI/11より第4曲)
11. 私の魂は静か(2つの宗教的歌曲 Op.105より第2曲)
12. 慰め(3つの合唱曲 Op.6より第1曲)
13. 別れの歌〜何がそんなに悲しそうに聞こえましょう? WoO.VI/27

 ウエルガス・アンサンブル
 ジョス・ヴァン・インマゼール
(ピアノ:04,05,06,11,12)
 パウル・ヴァン・ネーヴェル(指揮)

 録音時期:2023年9月27,28日
 録音場所:ベルギー、アントワープ、AMUZ(アントワープ国際音楽センター)
 録音方式:ステレオ(デジタル)

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