ビートルズ『赤盤』『青盤』2023エディション - 新曲「ナウ・アンド...
54年ぶりに全英シングルチャート1位を獲得した新曲「ナウ・アンド・ゼン」の国内盤CDシングルも12月1日 (金) 発売。発売50周年を迎えたビートルズのベストアルバム『赤盤』『青盤』2023エディション 好評発売中。
HMV&BOOKS online-ロック|2023年12月28日 (木) 15:30
2023年11月12日 (日) 17:00
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ついに公開されたビートルズ 最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」、そして、一足早くリリースされ、全英チャート1位を獲得した ローリング・ストーンズの新作アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』。
同時代に切磋琢磨した 60年代「ブリティッシュ・インヴェイジョン」の立役者にして、ロックの代名詞ともいえる2大バンドの "奇跡の新曲・新作" リリースを祝して、彼らの今改めて聴いておきたい名曲を5曲ずつピックアップしてみました!
ビートルズの名曲
Now And Then
Now And Then (Official Music Video)
ジョン・レノンが70年代後半に残していたピアノの弾き語りのデモテープを基に、最新のAI技術を駆使しながら、ポール、リンゴのオーバーダブなどを加えて、最初の着手から足かけ30年弱、ついに完成した "ビートルズ最後の新曲"。
時空を超えて実現したジョンとポールのボーカルハーモニー、シンプルで哀愁に満ちたメロディ、袂を分かち合った旧友へ贈る言葉・・・プロデューサーのジャイルズ・マーティンが語った「この曲はジョンからポールへのラブレターだ」という言葉にすべてが集約されているのではないでしょうか。
Happiness Is a Warm Gun
Happiness Is A Warm Gun (2018 Mix)
きわどいメタファーで切り込む歌詞やセクションごとに異なるリズムが複雑に入り組む、アイデアマンでファンタジスタのジョン・レノンの本領が発揮されたビートルズのダークサイドを代表する超怪作。
タイトルは、ジョージ・マーティンが録音スタジオに持ち込んでいた全米ライフル協会の雑誌にあったキャッチコピー「Happiness Is A Warm Gun」から引用。また歌詞は、"撃ったばかりのあたたかい銃" を握ることに快感を覚えている連中を揶揄していると同時に、ヨーコへの性的な欲求を描写するダブルミーニングとなっていると言われています。
Here Comes The Sun
Here Comes The Sun (2019 Mix)
2023年、大手ストリーミングサービスでビートルズ楽曲として初めて10億回再生を達成した、「イエスタデイ」「レット・イット・ビー」などにとって替わるジョージ・ハリスン作の新時代のアンセム。
「長く厳しい冬は終わる、太陽が昇るよ、もう大丈夫」という歌詞は、コロナ禍にあった人々を大いに勇気づけ、また時に癒しとなって優しく寄り添ってきました。
Getting Better
Getting Better
プログレ的大作「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」や サイケポップの金字塔「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」の陰に隠れがちですが、こちらも「ヒア・カムズ・ザ・サン」同様、その前向きな歌詞が昨今人気のパワーポップ系応援ソング。
サビでの「ぶっちゃけ、だんだん良くなっているよ」「ああそうだね、今より悪くなるはずがないんだから」というポールとジョンの掛け合いにもほっこり。
Two Of Us
Two Of Us (2021 Mix)
ラストアルバム『レット・イット・ビー』のオープニングを飾る牧歌的なアコースティックナンバー。ポールが当時の恋人リンダに向けて書いたと言われている歌詞は、"ビートルズを継続したいポールが、バンドを離れたいジョンに向けたもの" という考察もあるほどで、後者の気分で聴いていると妙な哀愁が漂いはじめ、ついには新曲「ナウ・アンド・ゼン」とつながり、ジョンとポールの心情がこの二曲間を永遠に循環するかのような錯覚に陥ります。
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ローリング・ストーンズの名曲
Angry
Angry (Official Music Video)
早くも "現代版サティスファクション” ”新時代のスタート・ミー・アップ" と称されるなどブランニューアンセム化必至。最新アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』からのリードシングルとなる開放感満点の超王道ロックナンバー。
ドラムは、キース・リチャーズのソロバンド、エクスペンシヴ・ワイノーズでおなじみのスティーヴ・ジョーダンが ”チャーリー・ロス” を感じさせない小気味よいプレイに徹しています。何はともあれ、この迫力とガッツとしぶとさがあれば、今後あと 2、3枚アルバムが届けられるのも間違いない!?
Too Much Blood
Too Much Blood - Official Promo
デラックスエディションの登場も静かに待たれる、今年発売40周年を迎えた1983年のアルバム『アンダーカヴァー』の中でもピカイチのダンスチューン。アメリカでのみ翌84年に12インチシングルとしてシングルカットされた、当時のミック・ジャガーのポストディスコ〜エレクトロヒップホップ寄りの志向が振り切れる形で反映された踊れる名曲です。
Live With Me (Live 1971)
Live With Me (Live At The Roundhouse 1971)
少しもっさりとしたオリジナルテイクも捨てがたいところですが、公式に音盤化されたものから選ぶとすれば、やっぱりこの71年3月14日 ロンドン、ラウンドハウスでのライヴヴァージョンがおすすめ。
2015年に発売された『スティッキー・フィンガーズ』のデラックス盤に追加トラックとして収録された音源で、4年半ぶりの地元UKツアーということもあり気合十分、スイング感、ドライヴ感、バンドとしての一体感、どれをとっても70年代ストーンズライヴの魔法のようなグルーヴを追体験するにはもってこいのテイクです。
Biggest Mistake
Biggest Mistake (Remastered)
18年もさかのぼることとなる前作『ア・ビガー・バン』からのベストトラックとしてオールドファンからの人気も高い隠れ名曲。当時において還暦を超えたストーンズの等身大の心情を吐露した歌詞と、「スイートハーツ・トゥゲザー」のような歌メロが際立ったアコースティックミディアムサウンドとの掛け合わせは、90年代〜2000年代にかけての彼らの十八番。
老いらくの恋なのか否か、「Biggest Mistake=人生最大のあやまち」と過去の恋情のてん末を嘆きながら何度もため息をつく彼らのあまりにも小さく縮こまった寂しげな背中が愛おしい。
Sympathy for the Devil
Sympathy For The Devil (Official Lyric Video)
ゴダールによってそのレコーディング風景がドキュメンタリー映画としてカメラに収められ、伝説のハイドパークコンサートでは祭の喧騒をカオスに締めくくり、また「オルタモントの悲劇」では思いもよらない演奏中断を余儀なくされた・・・ 60年代末、動乱期のストーンズのエポックメイキングな出来事を彩った、当時の彼らを象徴するかのような魔性の名曲。
1968年12月の発表当時は「悪魔崇拝」を疑われてプチ炎上するも、その実は、混乱していた時の社会情勢の根本にあるであろう “悪 (魔) と向き合った/にらみ合った" 曲 (バンド自身の口からもはっきりと語られています) であるということからもテーマは普遍的で、むしろ今こそ咀嚼 (そしゃく) 〜消化しごたえがある曲なのかもしれません。
かっこいい公式ライヴ音源も数多くありますが、ベストはオリジナルのスタジオテイク。ぜひ歌詞や対訳と一緒に聴き込むことをおすすめします!
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