ニール・ヤングの意欲作『STORYTONE』

2014年10月17日 (金)

ニール・ヤングの意欲作『STORYTONE』リリース決定！

ニール・ヤングが6月にリリースした『A Letter Home』に続く新作を早くもリリース。今年の1月にライブ・アルバム『Live At The Cellardoor』をリリースしているので、本作は今年3作目のリリースとなる。オリジナル・アルバムとしては2012年リリースの『Psychedelic Pill』以来のアルバムとなる。

ニールは先ごろアルバム収録曲の「Who’s Gonna Stand Up？」の音源をクレイジー・ホース・ライヴ・ヴァージョン、ソロ・ヴァージョン、オーケストラ・ヴァージョンの3種公開したが、今作の特徴は、まずニール本人がソロで曲を録音し、その後同じ楽曲を92人編成のオーケストラとビッグ・バンドと一緒にライブ録音するというもの。2枚組のデラックス・ヴァージョンにはDISC1にソロ・セッティング、DISC2にその後レコーディングされたオーケストラとビッグバンドとの一発録りによるヴァージョンが収録。通常盤にはオーケストラとビッグバンドヴァージョンのみ収録となる。

「Who's Gonna Stand Up？」は、地球の決して強靭ではない、もしろ脆いぐらいのエコ・システムを将来の世代へと守り継ぐために、化石燃料に頼ることに終止符を打とうと訴える楽曲で、ファーム・エイドでソロ・アコースティック・ヴァージョンを披露したばかりである。
アルバムの幕開けを飾るほろ苦い1曲「Plastic Flowers」、ブルージーな「I Want To Drive My Car」、痛切な「Tumbleweed」、心震える「When I Watch You Sleeping」などどの楽曲も、それぞれが語るテーマに沿って異なる音像や感覚を聴くものに与えるそうだ。

アルバムのプロデュースは、ニール・ヤングとニコ・ボラスからなる（ザ・ヴォリューム・ディーラーズ）。ニール・ヤングが新たな語り口と新機軸を打ち立てた意欲作に耳を傾けよ。

「Neil Young - Who's Gonna Stand Up」ミュージック・ビデオ

【収録曲】
01. Plastic Flowers
02. Who's Gonna Stand Up?
03. I Want To Drive My Car
04. Glimmer
05. Say Hello To Chicago
06. Tumbleweed
07. Like You Used To Do
08. I'm Glad I Found You
09. When I Watch You Sleeping
10. All Those Dreams